ソフトバンクから9位指名を受けたペンシルベニア州立大の佐藤幻瑛投手が、指名後初の取材で「9位は驚いたが感謝」と話す一方、来年7月のMLBドラフトでの全米1位指名を目指す考えを変えなかった。
広島2位の立命大・西野啓也捕手に、新井貴浩監督が自ら指名あいさつ。「3年後、4年後を考えて一番いいキャッチャーになると思った」と指名理由を明かし、「伸びしろしかない」と同大OB古田敦也氏のような捕手への成長を期待した。
阪神2位の日体大・馬場拓海投手が首都大学リーグの優勝決定戦に先発し、6回2/3を2失点で敗戦投手に。最速150キロをマークし右打者には手応えを見せた一方、変化球の使い方を課題に挙げた。11月4日からの横浜市長杯で神宮大会出場を目指す。
オリックス3位の大商大・春山陽登外野手が指名あいさつを受け、新人王と「将来は3割40本」を目標に掲げた。下山スカウトは「開幕から一軍にいってもらわないと困る」と即戦力として期待する。
ドラフト会議後、他球団の現役スカウトが各球団の指名を評価。投手を固めたオリックスと右の強打者2人を獲ったヤクルトに高い評価が集まる一方、二遊間の補強を急いだ広島の山里宝・西野啓也の順位には「一つ高い」との声が出た。
ソフトバンクとロッテが1位で競合した青山学院大の鈴木泰成投手。高校時代の右ひじ手術から、安藤監督の誘いと「甲子園で完全試合」の中野コーチの助言で最速155キロの「世代No.1」右腕に成長した歩みと、指名あいさつで語った目標をまとめた。
ソフトバンクから4位指名を受けた法大の主将・藤森康淳外野手が東大1回戦で4打数無安打。東京六大学リーグ通算100安打まであと2本で足踏みした。2回戦は台風の影響で27日に順延。
オリックスから1位指名を受けた富士大の角田楓斗投手が、東北地区代表決定戦で岸田監督の視察を受けて先発。4回1/3を5失点(自責点0)、最速149キロで7奪三振。チームは仙台大に敗れ、大学野球を終えた。
阪神は明大の榊原七斗外野手を単独1位で指名し、支配下7人・育成2人の計9人を指名した。支配下で高校生を指名しなかったのは18年ぶり。藤川監督の指名あいさつと、全選手のスカウト評をまとめた。
ドラフト会議で指名がなかった慶大の広池浩成投手が、NPBを経ずに米球界へ挑戦する。父の広池浩司・西武球団本部長は「ライオンズに関してはハードルが高かった」。本人は「試したいのではなく、成功したい」と語る。
ソフトバンクは青学大の鈴木泰成投手を抽選で引き当て、2位有馬伽久、3位渡辺和大と上位を大学生投手で固めた。9位では米ペンシルベニア州立大の佐藤幻瑛投手を指名。支配下9人・育成15人の計24人のスカウト評をまとめた。
DeNAは大阪商業大の左腕・星野世那投手を単独で1位指名した。近江高では西武・山田陽翔の控えだった最速151キロ左腕で、相川監督は「1年間投げ抜ける選手」と評価した。
関西大の米沢友翔投手がロッテから外れ外れ1位で指名された。能登半島地震で被災した石川・珠洲市出身の左腕は「何としても恩返ししたい」と語り、目標に新人王を掲げた。
オリックスは富士大の角田楓斗投手を単独1位で指名し、支配下6人・育成6人の計12人を指名した。支配下は5人が投手。球団が発表した全選手のスカウト評をまとめた。
青山学院大の渡部海捕手は楽天と中日が1位で競合し、抽選で楽天が交渉権を獲得した。甲子園でも大学でも頂点に立った「勝てる捕手」に、恩師の中谷監督もエールを送った。
明治大の榊原七斗外野手が阪神から単独1位指名を受けた。173センチながら東京六大学で通算12本塁打。目標に近本光司を挙げ「早い段階でゴールデングラブ賞を狙えるような選手に」と誓った。
近畿大の最速156キロ右腕・宮原廉投手が、中日から外れ1位で指名された。ロッテと競合し、抽選で中日が交渉権を獲得。全国的に無名だった崇徳高時代から大学日本代表へ成長した。
神奈川大の松平快聖投手が巨人から6位指名を受けた。身長192センチのアンダースロー右腕で、今秋は4勝無敗・防御率1.29。憧れの渡辺俊介氏の言葉で投球の基本に立ち返った。
明治大の光弘帆高内野手が広島から5位指名を受けた。明大からは榊原七斗、岡田啓吾、福原聖矢に続く4人目。2学年上の宗山塁の守備を手本に成長してきた遊撃手だ。
立命館大の西野啓也捕手が広島から2位指名を受けた。バッテリーを組む有馬伽久もソフトバンク2位。遠投115メートル、二塁送球1秒8台の強肩で、今春は首位打者にも輝いた。