ドラフト2日後、岸田監督の前で大学最後の登板
オリックスからドラフト1位指名を受けた富士大の角田楓斗投手(4年)が10月24日、明治神宮大会出場をかけた東北地区大学野球代表決定戦の1回戦・仙台大戦(きたぎんボールパーク)に先発した。オリックスの岸田護監督が視察するなか、4回1/3を7安打5失点(自責点0)で降板。気温14度の肌寒さのなか最速149キロを計測し、7三振を奪った。
初回は2死二塁から4番を空振り三振に仕留め、2回も1死から2者連続三振。3回1死、オリックスから育成2位指名を受けた仙台大の主将・井尻琉斗捕手に左前打を許すと、連打で満塁とされ、一ゴロ失策で2点を失った。5回も1死満塁のピンチを招いて降板し、後続の投手が失策と犠飛で走者を還した(スポーツ報知)。失点した3回、5回はいずれも失策が絡んでいた。
仙台大の先発は、大学日本代表でともに戦った左腕・大城海翔投手(3年)。4安打13奪三振で完封し、富士大は0―6で敗れた。角田の大学野球はこれで終わった。
岸田監督「先発枠を争って入ってもらわないと」
岸田監督は「寒いけど元気そうで良かった。楽しみですね」と話した。オリックスは宮城大弥、山下舜平大、曽谷龍平らがトミー・ジョン手術で離脱しており、「もちろん先発枠を争って入ってもらわないと、と思っています」と期待を寄せた。
角田は「岸田監督にはいい部分を見せられなかったけど、1位という評価をいただき、本当に感謝してますし、しっかり応えられるよう頑張りたい」と話した。来年1月からは新人合同自主トレが始まる。「真っすぐに変化球もまだプロのレベルに達していないし、1試合投げきる能力も上げていきたい。自分が投げる試合は1敗もしたくないし、全部勝たせられる、チームを勝たせられるくらいの投手になりたい」と力を込めた。
仙台大は井尻の満塁弾で神宮へ
仙台大は翌25日の決勝で東日本国際大を破り、4年ぶりの明治神宮大会出場を決めた。決勝では井尻が満塁本塁打を放っている(日刊スポーツ)。明治神宮大会は11月19日に開幕する。
選手プロフィール
- 所属: 富士大(4年)
- 身長/体重: 178cm/84kg
- 投打: 右投左打
- 最速: 153キロ
- 経歴: 東奥義塾高→富士大
- 実績: 北東北リーグで今年春秋連続の最優秀選手、大学日本代表
- ドラフト: 2026年 オリックス1位(単独)
オリックスの指名選手全体については、【オリックス】1位は富士大・角田楓斗「大学No.1右腕」 支配下6人中5人が投手、指名12選手のスカウト評にまとめている。
出典
- [Yahoo!ニュース] オリックス・ドラ1角田楓斗 「チームを勝たせられる投手に」岸田監督が登板視察、試合は完敗も気迫の投球
- [スポーツ報知] 【大学野球】オリックス1位の富士大・角田楓斗が5回途中を5失点で降板 最速149キロで7奪三振
- [日刊スポーツ] 【大学野球】仙台大・大城海斗が4安打完封勝利「キャッチャーのリードと守備に助けられて…」
- [日刊スポーツ] 仙台大 4年ぶりの明治神宮大会出場決定 オリックス育成ドラフト2位の井尻琉斗が満塁弾
- [Yahoo!ニュース] ドラフト2日後に盛岡で熱戦開幕 明治神宮野球大会出場を懸けた東北“頂上決戦”の見どころ