22年ぶりノーノーの158キロ右腕
富山市出身の亜細亜大・川尻啓人投手(4年)が、22日のドラフト会議で上位指名候補として注目されている。富山テレビが報じた。今月13日の国学院大戦で東都大学リーグ22年ぶりのノーヒットノーランを達成し、負けなしの4勝目。チームのリーグ優勝にも大きく貢献した。
高校時代は「へぼピッチャーだった」
小学1年で野球を始め、高岡商に進学。3年夏には甲子園に出場したが、初戦で敗れた。当時を「身体も細くて体力もなかった」と振り返り、自らを「へぼピッチャーだった」と話す。
亜細亜大入学後は、ウエートトレーニングと食事管理で体をつくり直した。身長は4センチ伸び、体重は20キロ増加。高校時代に最速140キロだった直球は、最速158キロまで伸びた。正村公弘監督は「トレーニングと食育をやっていたので、あの身体ができた。努力のたまものだと思う」と話す。
3年秋まで未勝利、4年春に転機
大学3年秋までは白星がなかったが、今春のリーグ戦で直球を軸に変化球を交える投球スタイルを確立して2勝を挙げた。秋季リーグ前のオープン戦でも、複数球団のスカウトの前で最速154キロを計測した。一方で、球数が増えたときの変化球の制球は課題として残る。本人も「変化球の精度がまだまだなので、そこをもっと突き詰めてやっていきたい」と話す。
目標は山本由伸、誕生日前日のドラフト
正村監督は「ポテンシャルは十分にあると思う」と期待を寄せる。目標に挙げるのはドジャースの山本由伸投手で、「どのボールも一級品ってピッチャーを目指したい。ドラフト1位指名をいただけるように頑張ります」と意気込んだ。ドラフト翌日の10月23日は、22歳の誕生日を迎える。
出典
- [富山テレビ放送(Yahoo!ニュース)] スカウト注目の158キロ大型右腕 富山出身・川尻啓人投手 東都大学野球22年ぶりノーヒットノーラン ドラフト1位指名なるか