樹徳に7回コールド、来春センバツ当確
秋季関東大会の準々決勝が20日に行われ、横浜(神奈川2位)が樹徳(群馬2位)に9-2で7回コールド勝ちし、2年ぶりの4強入りを決めた。スポーツ報知が報じた。来春のセンバツ出場が当確となり、5季連続の甲子園出場が確実になった。
先発した来秋ドラフト1位候補の左腕・小林鉄三郎(2年)は、7回7安打2失点で完投。直球は最速148キロを記録し、変化球を低めに集めた。打線も初回に5点を奪って援護した。
小林は昨秋の関東大会準々決勝で先発し、5回3失点で敗戦投手になっていた。「きょうは何が何でも勝たないといけない試合。絶対リベンジしたい気持ちでした」と、1年前の雪辱を果たした。
織田翔希から背番号1を継承
今チームでは、米球界挑戦を表明した織田翔希投手(3年)から背番号1を引き継いだ。「横浜の1番は普通じゃない。いろんな重みがある」と話す。織田の進路は会見で知ったといい、「高卒でアメリカに行く考えは、普通の人にはない。自分もそのぐらいの投手になりたい」と背中を追う。試合前夜には織田から「頑張れよ」とLINEが届いた。
小林自身も高卒でのプロ入りを目指しており、この日も複数のMLBスカウトが視察した。
慶応に敗れた後の「荒療治」
横浜は1日の神奈川大会決勝で慶応に4-5で敗れ、県内の連勝記録が43で止まった。村田浩明監督はその後4日間、練習を行わず、選手同士や指導者と選手が本音で話し合う時間をつくった。監督は「今のままじゃ勝てないと理解してくれた」と話し、小林も「チームが良くない時にどうするかが大事」と、成長のきっかけになったと振り返る。
関東の頂点まであと2勝。小林は「2試合、両方投げると思う。絶対に優勝したい」と意気込んだ。
プロフィール
- 小林鉄三郎(横浜・投手):2009年6月6日生まれ、横浜市出身。185センチ、85キロ。左投げ左打ち。中本牧シニアでジャイアンツカップ優勝。横浜では1年夏から3季連続で甲子園に出場。U18日本代表として9月のU18アジア選手権で準優勝