Draft-Watchでは、みなさんが投稿した「1位12人予想」「1位入札予想」「球団別指名予想」「選手個人予想」をポイント換算し、総合ランキングとして公開しています。ただ総合ランキングは開幕以来の累計なので、どうしても「春から評価が固まっている選手」が上位に居座りやすくなります。
そこで今回は集計期間を2026年8月1日〜8月31日の1ヶ月に限定し、この期間に投稿された予想・投票だけで獲得ポイントを集計し直しました。夏の甲子園と都市対抗を経て、いま評価が動いている選手は誰なのか。上位50人を一気に公開します。

集計方法
配点は総合ランキングと同じルールです。
| 予想の種類 | 配点 |
|---|---|
| 1位指名12人予想 | No.1〜3=13pt/No.4〜6=12pt/No.7〜9=11pt/No.10〜12=10pt |
| 1位入札予想 | 指名した球団1件につき12pt(競合すれば球団数ぶん加算) |
| 球団別指名予想 | 1位=10pt/2位=9pt/3位=8pt/4位=7pt/5位=6pt |
| 選手個人予想 | 競合=14pt/単独=13pt/外れ1位=12pt/2位=10pt/3位=8pt/4位=6pt/5位=4pt/6位以下・育成=3pt |

- 集計期間:2026年8月1日〜8月31日(31日間)
- 対象データ:期間内に投稿された予想リスト97件(1位12人予想26件/球団別指名52件/1位入札19件)、選手個人予想1,508票。投稿ユーザーは67名です
- 対象選手:2026年ドラフト候補。期間内にポイントが入ったのは164人で、本稿ではその上位50人を掲載します
- 「総合順位」は全期間を合算した総合ランキングでの順位、「変動」はそこからの上下差です
- 画像内の「前回」は、7月に公開した人気度ランキングBEST60(7月編)相当の順位です
8月の獲得ポイントランキング TOP10
| 順位 | 選手 | 所属 | ポジション | 8月獲得pt | 総合順位 | 変動 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 織田 翔希 | 横浜高校 | 投手 | 1,260 | 3位 | ▲2 |
| 2 | 渡部 海 | 青山学院大 | 捕手 | 1,158 | 2位 | — |
| 3 | 菰田 陽生 | 山梨学院高校 | 投手・一塁手 | 1,154 | 1位 | ▼2 |
| 4 | 鈴木 泰成 | 青山学院大 | 投手 | 1,024 | 4位 | — |
| 5 | 米沢 友翔 | 関西大 | 投手 | 991 | 5位 | — |
| 6 | 宮原 廉 | 近畿大 | 投手 | 639 | 7位 | ▲1 |
| 7 | 藤澤 涼介 | 東京ガス | 外野手 | 583 | 10位 | ▲3 |
| 8 | 有馬 伽久 | 立命館大 | 投手 | 559 | 6位 | ▼2 |
| 9 | 榊原 七斗 | 明治大学 | 外野手 | 551 | 8位 | ▼1 |
| 10 | 前田 侑大 | 高岡第一 | 投手 | 534 | 13位 | ▲3 |

織田翔希が総合3位から首位へ
首位は横浜の織田 翔希です。1,260ptのうち624pt、およそ半分が1位入札予想の52件によるもので、「1位で行くならこの選手」という支持が8月に集中しました。甲子園で最速156キロを7度計測した準々決勝の花巻東戦が、そのまま予想の動きに表れた格好です。総合では3位ですが、8月だけを切り取ると単独トップに立ちます。
TOP5の顔ぶれは同じ、しかし序列が入れ替わった
2位渡部 海、3位菰田 陽生、4位鈴木 泰成、5位米沢 友翔と、5人の顔ぶれは総合ランキングのTOP5と完全に一致しました。1位候補の枠そのものは、この夏を経ても入れ替わっていないということです。
ただし順序は動いています。総合1位の菰田がこの1ヶ月では3位、総合3位の織田が1位。総合4位の鈴木と5位の米沢も入れ替わりました。TOP5の中でも、夏の勢いには差があったことになります。
社会人・藤澤涼介と高校生・前田侑大が食い込む
7位の藤澤 涼介(東京ガス)は総合10位から3つ順位を上げました。都市対抗がそのまま追い風になっています。10位の前田 侑大(高岡第一)も総合13位から3つアップ。富山大会で自己最速156キロをマークし、8月26日にプロ志望届提出の方針が報じられた影響が、そのまま予想の動きに出ていると見ていいでしょう。
11位〜50位
| 順位 | 選手 | 所属 | ポジション | 8月獲得pt | 総合順位 | 変動 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 角田 楓斗 | 富士大 | 投手 | 455 | 9位 | ▼2 |
| 12 | 末吉 良丞 | 沖縄尚学 | 投手 | 441 | 11位 | ▼1 |
| 13 | 渡辺 和大 | 慶應義塾大 | 投手 | 381 | 12位 | ▼1 |
| 14 | 星野 世那 | 大阪商業大 | 投手 | 310 | 15位 | ▲1 |
| 15 | 仲井 慎 | 駒澤大 | 投手 | 287 | 14位 | ▼1 |
| 16 | 平田 玲翔 | 大分商 | 投手 | 285 | 41位 | ▲25 |
| 17 | 池田 聖摩 | 横浜高校 | 遊撃手・投手 | 252 | 24位 | ▲7 |
| 18 | 沢山 優介 | ヤマハ | 投手 | 236 | 17位 | ▼1 |
| 19 | 馬場 拓海 | 日本体育大 | 投手 | 220 | 25位 | ▲6 |
| 20 | 常深 颯大 | 大阪経済大 | 投手 | 215 | 29位 | ▲9 |
| 21 | 黒田 義信 | 東日本国際大 | 外野手・三塁手 | 211 | 19位 | ▼2 |
| 22 | 前嶋 藍 | 亜細亜大 | 捕手 | 205 | 23位 | ▲1 |
| 23 | 牟禮 翔 | 九州国際大付高校 | 外野手 | 200 | 21位 | ▼2 |
| 24 | 山里 宝 | 亜細亜大 | 二塁手・遊撃手・三塁手 | 200 | 26位 | ▲2 |
| 25 | 春山 陽登 | 大阪商業大 | 外野手 | 180 | 18位 | ▼7 |
| 26 | 猪俣 駿太 | 東北福祉大 | 投手 | 179 | 16位 | ▼10 |
| 27 | 川尻 啓人 | 亜細亜大 | 投手 | 179 | 22位 | ▼5 |
| 28 | 杉本 真滉 | 智弁学園 | 投手 | 175 | 20位 | ▼8 |
| 29 | 西野 啓也 | 立命館大 | 捕手 | 172 | 39位 | ▲10 |
| 30 | 新城 楓雅 | 奈良大付 | 投手 | 166 | 51位 | ▲21 |
| 31 | 樋口 新 | 王子 | 投手 | 156 | 33位 | ▲2 |
| 32 | 福島 陽奈汰 | 東海大熊本星翔 | 遊撃手 | 150 | 32位 | — |
| 33 | 佐藤 悠太 | 東北福祉大 | 外野手 | 146 | 34位 | ▲1 |
| 34 | 柴崎 聖人 | 王子 | 外野手 | 143 | 35位 | ▲1 |
| 35 | 保西 雅則 | 日本航空石川 | 投手 | 142 | 31位 | ▼4 |
| 36 | 丹羽 涼介 | 市和歌山 | 投手 | 141 | 30位 | ▼6 |
| 37 | 岡田 啓吾 | 明治大 | 二塁手・遊撃手 | 138 | 28位 | ▼9 |
| 38 | 杉崎 成 | JR東日本 | 一塁手・三塁手 | 130 | 36位 | ▼2 |
| 39 | 田中 諒 | 日大三 | 一塁手・外野手 | 128 | 47位 | ▲8 |
| 40 | 柿本 晟弥 | パナソニック | 投手 | 118 | 46位 | ▲6 |
| 41 | 野村 亮輔 | 佛教大 | 投手 | 112 | 40位 | ▼1 |
| 42 | 磯貝 和賢 | Honda | 投手 | 109 | 37位 | ▼5 |
| 43 | 黒川 凌大 | 花咲徳栄高 | 投手 | 108 | 64位 | ▲21 |
| 44 | 吉川 凌平 | 千葉商科大 | 投手 | 107 | 43位 | ▼1 |
| 45 | 内藤 蒼 | 浦和学院高 | 捕手・外野手 | 106 | 57位 | ▲12 |
| 46 | 伊藤 櫂人 | 中央大 | 三塁手・一塁手 | 104 | 62位 | ▲16 |
| 47 | 的場 吏玖 | 天理大 | 投手 | 103 | 38位 | ▼9 |
| 48 | 中津 大和 | 日本生命 | 外野手・遊撃手 | 102 | 56位 | ▲8 |
| 49 | 佐藤 幻瑛 | ペンシルベニア州立大 | 投手 | 99 | 27位 | ▼22 |
| 50 | 岡本 翔斗 | 香里丘 | 投手 | 94 | 69位 | ▲19 |




総合ランキングとの差が大きかった選手
8月の順位が総合順位より大きく上回った、つまりこの1ヶ月でいちばん評価が動いた選手が以下の7人です。
| 選手 | 所属 | 8月 | 総合 | 変動 |
|---|---|---|---|---|
| 平田 玲翔 | 大分商 | 16位(285pt) | 41位 | ▲25 |
| 新城 楓雅 | 奈良大付 | 30位(166pt) | 51位 | ▲21 |
| 黒川 凌大 | 花咲徳栄高 | 43位(108pt) | 64位 | ▲21 |
| 岡本 翔斗 | 香里丘 | 50位(94pt) | 69位 | ▲19 |
| 伊藤 櫂人 | 中央大 | 46位(104pt) | 62位 | ▲16 |
| 内藤 蒼 | 浦和学院高 | 45位(106pt) | 57位 | ▲12 |
| 西野 啓也 | 立命館大 | 29位(172pt) | 39位 | ▲10 |
最大の上昇幅は大分商の平田 玲翔で、総合41位から8月は16位まで25ランクのジャンプ。285ptのうち228pt(80%)が選手個人予想によるもので、特定の誰かが強く推したというより、多くの人の予想に同時に名前が入り始めたパターンです。
続く新城 楓雅、黒川 凌大、岡本 翔斗、内藤 蒼はいずれも高校生。夏を終えて進路の話が出てきたタイミングで、一気に予想へ組み込まれた形です。7月編のBEST60では圏外だった選手が、今回のTOP50には7人(平田・新城・田中諒・黒川・内藤・伊藤櫂人・岡本)入りました。
逆に大きく順位を落としたのは、ペンシルベニア州立大の佐藤 幻瑛です。総合27位に対して8月は49位でした。米国でプレーしているぶん、夏の甲子園や都市対抗と結びつく話題が少なく、この1ヶ月の予想には名前が入りにくかったとみられます。
ポイントの中身で分かる「支持のされ方」
同じポイントでも、その中身は選手によってかなり違います。
入札型:1位候補として名前が挙がる選手
| 選手 | 所属 | 1位入札pt | 入札件数 | 8月ptに占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 織田 翔希 | 横浜高校 | 624pt | 52件 | 50% |
| 菰田 陽生 | 山梨学院高校 | 540pt | 45件 | 47% |
| 渡部 海 | 青山学院大 | 492pt | 41件 | 42% |
| 鈴木 泰成 | 青山学院大 | 432pt | 36件 | 42% |
| 米沢 友翔 | 関西大 | 360pt | 30件 | 36% |
| 有馬 伽久 | 立命館大 | 72pt | 6件 | 13% |
| 宮原 廉 | 近畿大 | 60pt | 5件 | 9% |
| 前田 侑大 | 高岡第一 | 48pt | 4件 | 9% |
| 榊原 七斗 | 明治大学 | 36pt | 3件 | 7% |
| 藤澤 涼介 | 東京ガス | 36pt | 3件 | 6% |
| 角田 楓斗 | 富士大 | 24pt | 2件 | 5% |
| 沢山 優介 | ヤマハ | 12pt | 1件 | 5% |
1位入札予想のポイントが入っているのは50人中12人です。ここに入っているかどうかが、「1位候補」と「上位候補」の実質的な線引きになっています。上位5人が30件以上を集めているのに対し、6番手の有馬 伽久は6件。5人と、それ以外との間にはっきりした段差があります。
投票型:個人予想でじわじわ積み上げる選手
| 選手 | 所属 | 個人予想pt | 票数 | 8月ptに占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 猪俣 駿太 | 東北福祉大 | 158pt | 16票 | 88% |
| 山里 宝 | 亜細亜大 | 170pt | 21票 | 85% |
| 前嶋 藍 | 亜細亜大 | 172pt | 20票 | 84% |
| 平田 玲翔 | 大分商 | 228pt | 29票 | 80% |
| 川尻 啓人 | 亜細亜大 | 142pt | 15票 | 79% |
| 牟禮 翔 | 九州国際大付高校 | 158pt | 22票 | 79% |
TOP30の中でも、獲得ポイントのほとんどが選手個人予想という選手がいます。1位候補としてではなく「上位で消えるだろう」という評価が広く共有されている状態です。
もっと極端なのが37位の岡田 啓吾(明治大)で、138pt全てが個人予想。この1ヶ月に投稿されたリスト系の予想には、一度も名前が入っていません。
なお票数そのものがいちばん多かったのは沖縄尚学の末吉 良丞で32票。ポイントでは12位ですが、「指名されるだろう」と考えた人の数ではTOP50で最多でした。
カテゴリ別の内訳
TOP50の内訳は大学26人・高校16人・社会人8人でした。ポジション別では投手が31人と6割を超えています。
前回の集計(7/28〜8/27)では高校生が17人、独立リーグからも1人入っていましたが、甲子園が終わって時間が経つにつれ、大学生と社会人の比率がじわりと戻ってきています。この比率は秋のリーグ戦が進むにつれてさらに動く可能性があります。
まとめ
- 8月の首位は織田 翔希(横浜)。総合3位からの逆転で、1位入札52件が決め手
- TOP5の顔ぶれは総合と同じ5人。ただし織田が1位、菰田が3位と序列は入れ替わった
- 一方で6位以下は入れ替わりが激しく、平田 玲翔(大分商)が総合41位から8月は16位へ最大の上昇
- 7月編のBEST60で圏外だった選手が7人ランクイン。プロ志望届の報道と連動して予想に組み込まれる傾向がはっきり出ている
秋のリーグ戦の結果次第で、この順位はまだ動きます。みなさんの予想が増えるほど数字の精度も上がるので、まだ投稿していない方はぜひマイドラフト予想から参加してみてください。