都市対抗Vの王子から2人が候補に
昨夏の都市対抗で社会人日本一になった王子(愛知県春日井市)から、大卒2年目の柴崎聖人外野手(24)と樋口新投手(24)がドラフト候補に挙がっている。中日スポーツが報じた。指名の目安となる調査書は、2人ともほぼ全球団から届いている。
2人は入社1年目から投打の柱としてチームを支えてきた。21年ぶりの優勝を果たした昨夏の都市対抗では、柴崎が2本塁打を放って新人賞にあたる若獅子賞を受賞。樋口は決勝で先発を任された。今季は都市対抗8強に貢献し、秋にはそろって日本代表としてアジア大会に出場した。
柴崎聖人:打球速度181キロの左のスラッガー
柴崎は大阪経済大時代に指名漏れを経験した。打撃練習では軽々と柵越えを重ねる左打ちのスラッガーで、樋口は入社当初の印象を「エグい」と話す。
マークが厳しくなった今季はコンタクト率を課題にしてきたが、長打力は健在。今夏の都市対抗2回戦・三菱自動車岡崎戦では、東京ドームのバックスクリーンに打球速度181キロ、飛距離139メートルの本塁打を放った。「大学の時よりも自信がある」と、王子での2年間に胸を張る。
樋口新:1年目に防御率1.25、アジア大会で2勝
樋口は愛知工業大で、ヤクルトに1位入団した中村優斗投手と左右の2枚看板を組んだ左腕。社会人1年目は公式戦12試合に登板し、防御率1.25で最優秀防御率のタイトルを獲得した。アジア大会では全6試合のうち3試合に先発して2勝を挙げた。柴崎は「チームを勝たせたのは樋口だと思っている」と信頼を寄せる。
柴崎は「2人でいい報告をしたい」と話し、同期コンビでの指名を待つ。