10月22日のドラフト会議まで、いよいよ3週間を切りました。9月はU-18アジア選手権、愛知・名古屋アジア大会、大学の秋季リーグ、社会人の日本選手権予選と、評価が動く舞台が立て続けにありました。10月4日には国民スポーツ大会で横浜・織田翔希投手の高校野球も幕を閉じ、7日からは高校生とプロ球団との面談も解禁されます。
本稿では2026年ドラフトの1位12人を、競合・単独・外れ1位の3段階で予想していきます。本番前、最後の12人予想です。競合の4人は8月編から据え置きましたが、単独と外れ1位は秋の結果を受けて大きく入れ替えています。
1位12人 一覧
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| 評価 | # | 選手 | 所属 | ポジション | 8月編からの変動 |
|---|---|---|---|---|---|
| 競合 | 1 | 織田 翔希 | 横浜高 | 投手 | — |
| 競合 | 2 | 菰田 陽生 | 山梨学院高 | 投手/一塁 | — |
| 競合 | 3 | 鈴木 泰成 | 青山学院大 | 投手 | — |
| 競合 | 4 | 渡部 海 | 青山学院大 | 捕手 | — |
| 単独 | 5 | 宮原 廉 | 近畿大 | 投手 | ▲ 外れ1位から単独へ |
| 単独 | 6 | 藤澤 涼介 | 東京ガス | 外野手 | — |
| 外れ1位 | 7 | 角田 楓斗 | 富士大 | 投手 | — |
| 外れ1位 | 8 | 榊原 七斗 | 明治大 | 外野手 | — |
| 外れ1位 | 9 | 米沢 友翔 | 関西大 | 投手(左) | ▼ 単独から外れ1位へ |
| 外れ1位 | 10 | 川尻 啓人 | 亜細亜大 | 投手 | ★ 新たに12人入り |
| 外れ1位 | 11 | 前田 侑大 | 高岡第一高 | 投手(左) | — |
| 外れ1位 | 12 | 柿本 晟弥 | パナソニック | 投手 | ★ 新たに12人入り |
競合予想
1. 織田翔希(横浜高校・投手)
身長186cm、最速157キロ。今夏の甲子園で歴代最速となる156キロを連発した、高校生ナンバーワン右腕です。
8月29日の大学日本代表との壮行試合では、最速156キロを計測しながら2回9安打6失点と打ち込まれました。本人も「今まで戦った中で一番強かった。足りない部分がすごく分かった」と語っています。ただ、ここからの修正が見事でした。5日後の明治大との練習試合では2回無失点、自己最速タイの157キロをマーク。ソフトバンクのスカウトのガンには、非公式ながら163キロが表示されたそうです。
U-18アジア選手権では、韓国に逆転負けを喫して負ければ優勝が消える台湾戦で、今大会初登板・初先発を託されました。完全アウェーの台北ドームで6回106球、3安打1失点、7奪三振。最速155キロをマークし、チームを決勝へ導いています。ただ球数制限で決勝には登板できず、日本は韓国に0対2で敗れて準優勝に終わりました。
高校最後の公式戦となった国民スポーツ大会では、初戦で夏の甲子園準決勝で敗れた智辯和歌山と再戦。甲子園で3ランを浴びた楠本選手から155キロで空振り三振を奪うなど、7回130球、3失点で完投し、「同じ相手に2度は負けられない」という言葉どおりのリベンジを果たしました。翌日の準決勝・花巻東戦では延長タイブレークに連投で救援登板しましたが決勝点を許し、これで高校野球が終わっています。
評価面では文句のつけようがなく、落合博満さんも**「確実にドラフト1位でなければ獲れない選手。将来的には確実にエースになれる素材」**と語りました。一方で江川卓さんは、U-18での投球フォームに疲れが見えると指摘し、「ケガしやすいので気を付けて」と警鐘を鳴らしています。
最大の焦点は、やはり進路です。プロ志望届は提出済みですが、メジャー挑戦の可能性は消えていません。U-18アジア選手権にはドジャースの副社長が自ら視察に訪れ、メジャー18球団以上がネット裏に集結しました。本人は「まだ何も」と明言を避けていますが、横浜の村田監督は**「ドラフト会議までにはある程度決まると思うので、会見します」**と明かしています。今回の競合予想は、あくまで「日本球界に来れば」という前提です。NPBを選べば、複数球団の入札はまず間違いないでしょう。
2. 菰田陽生(山梨学院高校・投手/一塁)
身長195cm・体重102kg。投げては最速152キロ、打っては高校通算39本塁打の「ネクスト大谷」です。
最後の夏は山梨大会の準決勝で敗れ、U-18日本代表にも選ばれませんでした。それでも9月7日にプロ志望届を提出すると、木製バットのフリー打撃で50スイング中25本の柵越え。ブルペンでも150キロ台を連発し、練習を視察したスカウトが規格外ぶりに感嘆して帰っていったと報じられています。
そして9月28日、菰田選手がプロでも二刀流を続ける意向を固めたことが明らかになりました。本人は「どっちかに絞るのではなく、自分の可能性に挑戦してみたい」と語り、吉田監督も「17歳にして投打であのポテンシャル。どちらかに絞るのはもったいない」と後押ししています。センバツで骨折した左手首は完治しており、全12球団から調査書がそろい、巨人や阪神などとは面談も済ませました。
多くのスカウトは野手として評価しているとも言われ、指名する球団には二刀流で育てる覚悟が問われます。それでもこのスケール感は今年の候補で間違いなくトップ。この素材に賭けたい球団は多いと見て、競合予想は変えていません。
3. 鈴木泰成(青山学院大学・投手)
身長187cm、最速155キロ。回転数2700回転を超えることもある直球が武器の、大学ナンバーワン右腕です。壮行試合では大学日本代表の6番手として2回を無安打無失点に抑え、織田投手が「これが日本代表のエースなんだな」と語るほどの投球でした。
ただ、秋のリーグ戦は順調とは言えません。開幕戦の中央大戦は7回1/3を2失点、8奪三振で勝利したものの、中1日で先発した3回戦では自らの失策から崩れて9回途中7失点で黒星。青山学院大は2014年秋以来となる開幕カードでの勝ち点を落とし、本人も「落ちるところまで落ちた。知らない領域」と振り返っています。
続く東洋大戦は6回1/3を1失点でリーグ通算14勝目。この試合は楽天の吉井監督と石井GMがそろって視察するという異例の一戦でした。一方、10月1日の亜細亜大戦では158キロ右腕の川尻投手に投げ負けています。
秋に波があるのは事実です。それでも「直球が操れていなかった」と振り返る日でも試合は壊しておらず、1年目からローテーションを担える即戦力という評価は変わっていません。今年の大学生投手でこの位置にいるのは鈴木投手だけで、複数球団が入札に来る可能性は高いと見ています。
4. 渡部海(青山学院大学・捕手)
智弁和歌山で甲子園優勝、青山学院大では1年春から正捕手。高校・大学を通じて日本一5回、高校通算38本塁打、二塁送球1.8秒台の世代最強捕手です。
壮行試合では大学日本代表の主将・4番として出場し、「150キロを超えてくる真っすぐに合わせたい」という宣言通り、織田投手から先制のタイムリー三塁打を含む2安打2打点を記録しました。秋のリーグ戦でも開幕戦でリーグ通算10号を放ち、その後は内角攻めに苦しんだものの、翌週の東洋大戦で修正。内角のフォークを捉えた3ランを含む3安打3打点の活躍を見せています。
オリックスのスカウトは**「打った、打たないで評価される選手ではない。勝てる捕手」**と絶賛。阪神はスカウト会議で1位の大本命に位置づけたと報じられ、広島の田村スカウト部長も「試合をコントロールする能力は素晴らしい」と評価しています。楽天の吉井監督が自ら視察したことで、楽天の参戦も噂されています。「1位は確実で、あとは何球団が競合するか」という声まで出ており、今年いちばん多くの球団が競合する可能性もある選手だと見ています。
単独予想
5. 宮原廉(近畿大学・投手)
8月編の外れ1位から、単独予想へと評価を引き上げました。身長182cm・体重88kg、広島・崇徳高校出身の本格派右腕です。
秋のスタートは最悪でした。壮行試合は発熱で辞退し、開幕戦の同志社大戦では3ランを浴びるなど3回4失点で降板。ところが、ブルペンで打者を立たせて内角を突く練習を繰り返すと、次の京都大戦でリーグ戦初完封。さらに9月19日の立命館大戦では6回1死までノーヒット、2安打1失点・9奪三振の完投勝利を挙げ、スカウトのガンで自己最速を2キロ更新する156キロを計測しました。鈴木投手の最速を1キロ上回る数字です。この試合には12球団30人のスカウトが集結し、ソフトバンクのスカウト部長は「直球に強さがあるし、制球力も魅力」と評価しています。
10月2日の関西大戦は7回5失点で敗れましたが、この日も156キロを計測。巨人のスカウトは「春から右肩上がりに成長している。うちにいた沢村のような、先発からリリーフまでできる投手」と高く評価し、他球団のスカウトからは**「1位じゃなきゃ取れないでしょう」**という声も出ています。12球団から調査書が届き、阪神などとは面談も済ませたと報じられています。
決め球の変化球にはまだ課題があり、完成度では鈴木投手に一歩譲ります。ただストレートの威力はアマチュア屈指。抽選を避けて確実に獲りにいく1本釣りが最もハマるのが、今の宮原投手だと考えました。
6. 藤澤涼介(東京ガス・外野手)
佐野日大高から横浜国立大学を経て東京ガスへ進んだ、187cmの右の強打者です。
正直に言うと、8月編以降は評価を上げる結果を残せていません。都市対抗は初戦で4打数1安打。センターの守備でも打球を後ろにそらし、これが先制2ランにつながってチームは初戦敗退となりました(その相手の西濃運輸が12年ぶりの優勝)。その後アジア大会の日本代表にも選ばれましたが、体調不良でスーパーラウンド以降は欠場。日本は決勝で韓国に敗れて銀メダルでした。
それでも単独予想から外すつもりはありません。都市対抗予選で打率.476、今季のOPS1.208という数字の土台は変わっておらず、帰国後10日ぶりの実戦でもいきなり右中間に二塁打を放って「自分らしい打撃ができた」と語っています。楽天のスカウトも「右の外野手で足もある。広角にも打てる。身体能力が高いし、まだまだ伸びしろがある」と評価しました。
何より、右打ちの即戦力外野手は今年ほぼ藤澤選手しかいません。1位候補の野手が少ないと言われる年だけに、打線を強化したい球団が抽選を避けて確実に押さえる指名は十分にあり得ると考えています。
外れ1位予想
今年は大学生投手を中心に候補が多く、ここは最後まで悩みました。展開次第では、最初の入札で名前が挙がってもおかしくない選手たちです。
7. 角田楓斗(富士大学・投手)
最速153キロの直球にカットボールやスプリットを交えるエース右腕で、入学時から球速を10キロ上げてきた投手です。今春は北東北リーグのMVP・最優秀防御率・ベストナインを独占し、全日本大学選手権でも7回14奪三振の快投を見せました。
秋も好調を維持し、9月19日の青森大戦では9球団のスカウトの前で3安打完封。チームは無傷の9連勝で2季連続のリーグ優勝を決めました。勝負球のスプリットが良くない中でカーブを使って修正し、最後は直球でねじ伏せる投球に、ソフトバンクのスカウトは**「十分即戦力として戦えるピッチャー」**、広島のスカウトは「上位候補だと思う」と評価しています。即戦力という意味では鈴木投手や宮原投手を上回るという声もあり、1位で消えても全く驚かない投手です。
8. 榊原七斗(明治大学・外野手)
報徳学園時代は最速145キロの左腕でしたが、大学で野手に専念して開花した、走攻守三拍子そろった左打ちのセンターです。
7月に台湾で行われた国際大会では全4試合に3番・センターで出場し、打率.563・5打点で大会MVP。壮行試合でも織田投手からタイムリーを含む2安打を放ちました。秋のリーグ戦では開幕戦で先制打を含む2安打2打点、2回戦では現役最多となる通算12本目のホームランを放っています。明治大では広澤克実さん、中村豊さんに次ぐ歴代3位の数字です。
明治大は16年連続でドラフト指名選手を出しており、ここ3年は1位指名が続いています。本人も「1位で行きたいという気持ちは強くある」と明言し、巨人のスカウトは「走攻守が高いレベルでそろっている。1位指名される可能性もある」と評価。別の球団からは「阪神・近本二世」という声も出ています。打線を強化したい球団なら藤澤選手、センターラインを固めたい球団なら榊原選手。外野手を狙う球団にとって明確な選択肢になるでしょう。
9. 米沢友翔(関西大学・投手)
8月編の単独予想から外れ1位に下げました。春のリーグMVP、そして関西大を54年ぶりの日本一に導いた最速149キロ左腕です。
秋は開幕直前に左手人さし指のマメがつぶれて出遅れ、壮行試合を辞退し開幕節もベンチ外。復帰戦の関西学院大戦はブルペン投球1回だけのぶっつけ本番で5回1失点でしたが、その後は4回3失点、6回途中4失点と不安定な投球が続き、4試合に先発して一度も6回を投げ切れていません。本人も「まだ50%ぐらい」と認めていました。
ただ、10月2日の宮原投手との投げ合いでは6回途中3失点・自責点1で、最速は146キロとまだ戻りきっていないものの「今秋の中では一番良かった」と手応えを口にしています。巨人のスカウトも「この秋一番良い状態。うちの杉内コーチのような、スピード以上にキレを感じる投手」と評価しました。
秋の数字は物足りず、大学2年・3年と怪我に苦しんだ投手でもあります。それでも12人に残した理由は球団側の動きです。8月には阪神の1位最有力候補に浮上したと報じられ、同志社大戦では阪神が球団副本部長を含む4人態勢で視察。12球団から調査書が届き、阪神などとは面談も済ませています。春の大学選手権では25回を投げて防御率0.72で最高殊勲選手賞。あの状態に戻ると判断する球団があれば、外れ1位で名前が挙がるはずです。
10. 川尻啓人(亜細亜大学・投手)
今回新たに12人入りした、最速158キロのアマチュア最速クラスの大型右腕です。富山・高岡商業出身で、高校時代は130キロ台後半の目立たない存在でした。大学でも故障に苦しみましたが4年生で一気に覚醒。ただ春は7試合で2勝・防御率2.91と、スピードの割に打たれる「未完の大器」という評価でした。
その川尻投手が、この秋は明らかに変わっています。夏の間にキャッチボールから体の軸やバランスを見直し、本人いわく「春に比べて、真っすぐの質のムラがなくなった」。開幕の東洋大戦は初回の10球中9球が150キロ超えで6回1失点、続く立正大戦も5回無失点。そして10月1日の青山学院大戦では、鈴木投手との投げ合いに勝ちました。初回から152キロ、153キロで2者連続の空振り三振を奪い、6回1/3を1失点・7奪三振。102球のうち45球が150キロ以上でした。
巨人のスカウトは、同じ亜細亜大出身でドラフト1位の平内投手と重ね、ロッテのスカウトは「春先よりスピードが上がっている。先発で長いイニングを投げる方が合っている」、中日のスカウトは「持っているものがまず素晴らしい。落ち着いて投げられるようになったのが成長」と評価しています。亜細亜大は開幕5連勝で首位。変化球と投球術にはまだ課題が残り、監督も「まだエースとは言えない」とあえて厳しい言葉をかけていますが、158キロ右腕が先発として試合をつくれるようになった今、投手育成に自信がある球団なら外れ1位で手を挙げるでしょう。
11. 前田侑大(高岡第一高校・投手)
173cmと小柄ながら最速156キロを誇る高校生左腕です。8月編では進路が未確定でしたが、家族と話し合ってプロ1本に絞りました。
そして8月編で「甲子園に代わる舞台」としたU-18で、しっかり結果を残しています。早稲田大との練習試合では先発して2回無失点・最速153キロ、壮行試合でも大学代表のスコアボードに初めてゼロを刻みました。アジア選手権ではフィリピン戦でオールストレートの空振り三振、韓国戦では1回1/3を完全リリーフ。ドジャースやメッツなどメジャー11球団のスカウトも熱視線を送っています。さらに9月24日には、阪神がスカウト会議で上位候補としてリストアップしたと報じられました。
本人が憧れるのは、高校3年で調子を落としながらU-18で再評価されて1位を勝ち取ったソフトバンク・前田悠伍投手。上背がなく体への負担を懸念する声もありますが、150キロに迫る直球を投げ続ける左腕はそう簡単には現れません。高校生左腕を1位で、と考える球団にとっては最有力の選択肢でしょう。
12. 柿本晟弥(パナソニック・投手)
今回新たに12人入りした、身長183cm・兵庫県赤穂市出身の右腕です。最速151キロの直球に、真横に曲がるスライダーやフォークを操ります。東洋大姫路では高校1年秋まで内野手で、東洋大4年の秋にはプロ志望届を出しながら指名漏れ。同級生がプロに指名される中で悔し涙をのみ、パナソニックへ進みました。今年は大卒2年目、指名解禁の年です。
ところが、そのパナソニックは今シーズン限りでの休部が決まっています。本人は「今年ダメだったらプロを諦める」というほどの覚悟で臨み、春は都市対抗予選2戦2敗と不調でしたが、「手投げになっていた」フォームを見直して一気に状態を上げました。
きっかけはNTT西日本の補強選手として出場した都市対抗です。NTT東日本戦で7回1死までノーヒットノーラン、7回2/3を1安打無失点に抑え、決勝の西濃運輸戦でも先発を任されて準優勝に貢献。本人も「成功体験が自信になった」と振り返っています。
休部前最後の公式戦となる日本選手権の近畿地区予選では、準決勝で8回1失点・無四球。11球団が視察し、中日は5人態勢でクロスチェックしました。DeNAのスカウトは**「社会人の中でもいい選手に入る」**と評価しています。代表決定戦は本人いわく「ブルペンでも最悪だった」状態でしたが、「速さより質」に切り替えて6回途中1失点と粘り、休部前最後の全国大会へとチームを導きました。予選2試合で防御率1.32です。
パナソニックからのドラフト指名は2015年を最後に出ていません。2年前には社会人の伊原投手と竹田投手が外れ1位で指名されており、背水の状況で結果を出し続けた勝負強さを考えれば、外れ1位で名前が呼ばれても不思議ではないと考えました。
8月編からの変更点
| 選手 | 8月編 | 10月編 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 宮原 廉(近畿大) | 外れ1位 | 単独 | 開幕KOから初完封、自己最速156キロで完投。12球団30人の前で評価を一変させた |
| 米沢 友翔(関西大) | 単独 | 外れ1位 | 指のマメで出遅れ、秋は4先発すべて6回未満。ただ阪神の1位候補報道や12球団の調査書など球団の動きは具体的 |
| 川尻 啓人(亜細亜大) | 圏外 | 外れ1位 | 「真っすぐのムラがなくなった」秋は先発で安定。鈴木泰成に投げ勝ち、亜細亜大は開幕5連勝 |
| 柿本 晟弥(パナソニック) | 圏外 | 外れ1位 | 都市対抗で7回1死まで無安打、日本選手権予選は防御率1.32。休部前の背水のシーズンで評価が急上昇 |
| 有馬 伽久(立命館大) | 外れ1位 | 圏外 | 秋も8回2失点の好投はあるが、春に1位級と言われた大学生左腕3人がそろって夏以降に調子を落とし、左腕枠を米沢1人に絞った |
| 渡辺 和大(慶應義塾大) | 外れ1位 | 圏外 | 秋の数字は米沢より上だが、球速は春に届かず最長6回。球団の具体的な動きが見える米沢を優先した |
まとめ
この1か月半で改めて感じたのは、秋の評価の動き方の大きさです。宮原投手は開幕戦で3回KOされてから、わずか2週間で156キロ完投と評価を一変させました。米沢投手は指のアクシデントひとつで、春に積み上げた評価が揺らいでいます。そして川尻投手や柿本投手のように、夏を越えて一気に浮上してくる選手もいます。
ドラフト会議までに注目したいポイントは次のとおりです。
- 10月7日〜 高校生とプロ球団の面談解禁 … 織田投手は日米球団と面談し、ドラフト前に進路表明の会見へ
- 10月中旬 大学の秋季リーグ終盤 … 米沢投手の復調、川尻投手・榊原選手のラストアピール
- 10月22日 ドラフト会議 … 菰田選手の二刀流を受け止める球団は? 渡部選手には何球団が入札するのか
各球団の1位公表も含め、本番まで引き続き追いかけていきます。
※本記事は2026年10月5日時点の情報をもとに作成しています。