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近大・勝田成、6度目ベストナインで二岡智宏以来の快挙 ドラフト前「あとは祈るしかない」

投稿 2025/10/22 07:57更新 2025/10/22 08:10
大学野球

関西学生リーグが全日程を終了し、近大の勝田成内野手が二塁手で6度目のベストナインに輝いた。同ポジションで6度以上の受賞は、元巨人・二岡智宏の遊撃手7度に次いで2人目の快挙となった。23日のドラフト会議を前に、母親が毎日大阪天満宮へお参りに通う中、「あとは祈るしかない」と指名を願っている。

近大・勝田成、6度目ベストナインで二岡智宏以来の快挙 ドラフト前「あとは祈るしかない」

二岡智宏に次ぐ歴史的記録

勝田成が達成した6度目のベストナインは、1982年発足の新リーグ以降では元巨人・二岡智宏の遊撃手7度に次ぐ記録となった。同ポジションでの6度以上受賞は史上2人目という快挙だ。

「二岡さんの7季連続に並びたかった。悔しいです」と勝田成は満足しなかった。それでも、歴代15位タイの通算106安打、2年春から6季連続で打率3割以上をマークし、通算打率3割4分4厘のハイアベレージを誇る。

母の毎日の祈りに支えられて

23日にドラフト会議を控え、「あとは祈るしかない」と切実な思いを語る勝田成。誰よりも応援してくれているのが、母・明子さん(51)だ。

9月に秋季リーグ戦が開幕してからは毎日、自宅近くの大阪天満宮へお参りに通ってくれている。「感謝です。恩返しできたら」と勝田成は指名を願った。

母親の献身的な支えが、息子の大学野球生活を支え続けてきた。その思いに応えるためにも、プロの舞台での活躍を目指している。

近大から史上最多の4人指名なるか

近大からは勝田成のほか、首位打者に輝いた野間翔一郎外野手(4年)、阪上翔也外野手(神戸国際大付)、野口練投手(星稜)もプロ志望届を提出済み。

全員が指名されれば、同校最多となる記録的な年となる。野間翔一郎は「どうにかして獲ってもらうために、ゴミ拾いや人助けなどをいっぱいしています」と、徳を積むことに懸命だ。

野間翔一郎が首位打者に輝く

野間翔一郎は打率4割6厘で首位打者に輝いた。山口県出身の左投左打の外野手で、180センチ75キロの体格。俊足好打が持ち味で、50メートル走5秒7、遠投100メートル、一塁到達4秒1の脚力を誇る。

大阪桐蔭高校時代から注目され、近畿大学でもリーグ通算打率2割8分、2本塁打を記録。プロ注目の選手として、攻撃的な野球ができると評価されている。

関西学生リーグ表彰選手が決定

関西学生リーグの最終表彰では、最優秀選手に立命大の角井翔一朗内野手(4年)、最優秀投手に同・遠藤翔海投手(4年)が選ばれた。いずれも初受賞となった。

ベストナインには近大から勝田成のほか、宮原廉投手(3年)、谷本颯太一塁手(2年)、八幡大介外野手(3年)、野間翔一郎外野手が選出され、近大の層の厚さを示した。

華やかな記録で大学野球に終止符

華やかな記録を手に、勝田成は大学野球に終わりを告げた。163センチ70キロと小柄ながら、二塁手、遊撃手、三塁手をこなすユーティリティ性と、安定した打撃が持ち味だ。

6季連続3割という安定感は、プロでも即戦力として期待される要素。小柄な体格をものともしない技術力の高さが評価されている。

選手基本情報

勝田成

項目詳細
名前勝田成(かつだなる)
学年4年生
ポジション二塁手・遊撃手・三塁手
投打右投右打
身長・体重163cm・70kg
出身校関大北陽→近畿大学
ドラフト年度2025年
主な実績ベストナイン6度受賞
通算打率.344
通算106安打(歴代15位タイ)
6季連続打率3割以上

野間翔一郎

項目詳細
名前野間翔一郎(のましょういちろう)
学年4年生
ポジション外野手
投打左投左打
身長・体重180cm・75kg
出身地山口県
出身校大阪桐蔭→近畿大学
ドラフト年度2025年
主な実績関西学生リーグ首位打者(打率.406)
50m走5.7秒
一塁到達4.1秒

23日のドラフト会議で、勝田成と野間翔一郎がどの球団から指名を受けるのか。母親の祈りと本人の努力が実を結ぶ瞬間が近づいている。

近大勢の活躍により、同校史上最多の指名者数となる可能性も高い。関西学生リーグを席巻した選手たちの、プロでの活躍に期待が高まる。

参考記事

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