注目集めるカナダの逸材
プロ野球ドラフト候補として、カナダから日本球界を目指す杉本寛斎選手(選手名)に注目が集まっている。最速158キロを誇る投手としての能力に加え、打者としても高いポテンシャルを持つ二刀流の逸材だ。今夏に行われた日本での交流試合では、NPBの4球団以上のスカウトが視察に訪れ、そのプレーぶりを熱心にチェックした。
交流試合で示した二刀流の片鱗
杉本選手が参加した交流試合は、プロ野球関係者にとって、将来のスター候補を探る貴重な機会となった。最速158キロという球速は、国内のドラフト候補と比較してもトップクラスであり、そのポテンシャルにNPB球団は強い関心を示している。投手としてはもちろん、打撃面でも非凡な才能を見せ、攻守にわたる活躍が期待されている。この交流試合での視察は、杉本選手がドラフト上位候補に名を連ねる可能性を示唆するものとなった。
今後の展望
杉本選手のような海外出身の選手がドラフトで指名されるケースはまだ多くはないが、その高い身体能力と二刀流という希少性から、多くの球団が獲得に向けて水面下で調査を進めていると見られる。今後の進路やドラフトへの意欲など、さらなる情報が待たれるところだ。
杉本 寛斎(すぎもと かんさい)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | ブリティッシュコロンビア大学(UBC Thunderbirds/カナダ) |
| ポジション | 外野手 ※投手からの転向 |
| 投打 | 右投(打席は未確認) |
| 出身地 | 京都府京都市 |
| 生年月日 | 2003年7月31日 |
| 経歴 | ブライス・アカデミー(カナダ) → ヤバパイ・カレッジ(NJCAA DI) → ブリティッシュコロンビア大 |
| 最速 | 152km/h前後 ※投手時代(2021年秋) |
経歴
京都市出身ながら、高校年代から単身カナダへ渡った異色の経歴を持つ。BC州のフレーザーバレー・カージナルスでプレーした後、オンタリオ・ブルージェイズに移籍。トロント近郊のミシサガにホームステイしながら現地の高校に通い、2022年6月にブライス・アカデミーを卒業した。
当時は本格派右腕として注目を集め、2021年秋には直球が90マイル台中盤を計測。変化球の質も高く評価され、全米屈指の名門ヤバパイ・カレッジに進学した。同校では2023年に4試合、2024年には14試合・34回2/3を投げて37奪三振、2勝を記録している。
その後UBCに編入すると外野手に転向。打者としての才能が一気に開花した。
2026年シーズンの活躍
- 2月(ブッシュネル大戦) ダブルヘッダーで1日5安打3得点。チーム最多タイの固め打ち
- 3月(コーバン大戦) 右中間へ本塁打。チームを6-1と突き放す一発
- 4月(アイダホ大学戦) 2点適時打で勝ち越しを演出。別の試合では7球粘って内野安打をもぎ取るなど、粘り強い打席内容も光る
注目ポイント
UBCはカナダ唯一のNAIA加盟校で、2025年にはNAIAワールドシリーズに出場した強豪。投手として150キロ超を投げていた経験に裏打ちされた強肩と、転向後に開花した打撃を併せ持つ。
海外の大学に在籍する日本人選手はプロ志望届の提出を要さず、そのままNPBドラフトの指名対象となる。
出典
- [Yahoo!スポーツナビ] ドラフト隠し玉はカナダの大谷! 最速158キロ二刀流、高校から単身留学の杉本寛斎