巨人4位、「1年目から1軍に定着し20勝を」
10月22日のドラフト会議で、智弁学園の杉本真滉投手(3年)が巨人から4位指名を受けた。奈良・五條市の同校でテレビ中継を見守り、先に同姓の杉本寛斎外野手(ブリティッシュコロンビア大)がDeNAから3位で呼ばれても表情は変わらず。自身の名前がコールされると、同席した小坂将商監督と見つめ合って白い歯をのぞかせた(スポーツ報知)。
指名後の会見では「ほっとした」と笑顔を見せ、「1年目から1軍に定着し、20勝をしたい。ファンを喜ばせる選手になりたい」と意気込みを語った。目標には智弁学園の先輩で阪神のエース・村上頌樹投手らの名前を挙げ、「先輩らを追い越せる投手になりたい」と負けん気をのぞかせた。
巨人の1位は、高校日本代表でチームメートだった横浜高・織田翔希投手。米球界挑戦を表明している織田について「どの道を選んでも応援するだけ。もしジャイアンツに来るなら、切磋琢磨したい」とエールを送った。巨人ファンだという小坂監督は「阪神に(OBが)3人(村上、伊原、前川)いる。これから巨人・阪神戦が面白くなる」と喜んだ。
センバツ準V左腕を襲った最後の夏の異変
最速149キロの直球とキレのあるスライダーが武器の左腕。1年夏からベンチ入りして甲子園で登板し、1年秋から背番号1を背負った。今春のセンバツでは5試合、42イニング、626球を投げ抜いて準優勝に導いた。
ただ、センバツ後は順調ではなかった。「6月になっても思うようなボールがいかなくて」。最後の夏は奈良大会3回戦で奈良大付に敗れた。猛暑の中で足がつるアクシデントにも見舞われ、7回140球を投げて6失点。小坂監督は「夏に向かうなかで、上体がかぶってきていましたね」と、春に比べて腕の位置が下がっていたことを明かしている。
夏の後は徐々にフォームを立て直し、「もう大丈夫です」と復調。U18日本代表に選ばれ、9月のU18アジア選手権ではスーパーラウンドと決勝の2度の韓国戦に先発した。
担当スカウトは「投手陣の中心を担う」
指名後に発表されたプロフィールでは、担当スカウトが「対角線上に投げ込む140キロ台後半のストレートは威力・角度とも十分でスライダーのキレも申し分ない」と評価し、「近い将来、投手陣の中心を担う活躍が期待できる」と記した。同じ欄には「好物の寿司を100貫近く平らげたこともある大食家」という一面も紹介されている。
選手プロフィール
- 所属: 智弁学園高
- 生年月日: 2008年7月8日(兵庫・明石市出身)
- 身長/体重: 177cm/85kg
- 投打: 左投左打
- 最速: 149キロ
- 経歴: 枝吉パワーズ→神戸中央シニア→智弁学園
- ドラフト: 2026年 巨人4位
出典
- [スポーツ報知] 【ドラフト】センバツ準V左腕は巨人4位 智弁学園・杉本真滉、別の「スギモト…」コールにも動じず
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