接戦をものにした粘りの投球
1勝差で首位・札幌大を追う北海学園大が、接戦をものにした。同点の8回2死三塁から相手投手の暴投で勝ち越すと、4投手の継投でリードを守り切りゲームセット。島崎圭介監督(54)は「うちはついていくしかない。先は見ていない。今日も1つ、また次も1つ。それしかない」と勝利の余韻に浸ることなく、気を引き締めていた。
先発マウンドに上がったのは、強力投手陣でエースを担う木村駿太。全日本大学選手権で148キロを計測した左腕は「思い描いている投球ではない。バットに当てられる場面が多くて、三振をもっととれていれば楽に試合を進められる。そういう部分でまだまだ」と言いながらも、粘りの投球を続けた。
毎回走者を背負いながらも0封
毎回走者を背負ったが、最速145キロを計測した直球に変化球も交え、三塁を踏ませない投球で6回0封。「100球前後」(島崎監督)の予定通り、94球でマウンドを降りた。
木村駿太は北海道札幌市出身の最速147km左腕。札幌国際情報高校から北海学園大学に進学し、大学で球速が15kmアップ。常時130km後半から140km中盤のストレートに加え、スライダー、カット、カーブ、チェンジアップ、ツーシームを操る。先発・救援両面で活躍し、監督の信頼も厚い。
最速159キロ右腕工藤泰己の復帰
今秋登板のない最速159キロ右腕・工藤泰己(4年=北海)がコンディション不良から復帰し、この日4試合ぶりにベンチ入り。チームにとって頼もしい戦力が帰ってきた。
工藤泰己はガッチリとした体格の最速159キロ右腕。高1秋から投手を開始し、大4春のオープン戦で159キロを計測。スライダー、カット、カーブ、フォークを操る。スカウトからは球威や変化球のキレが高く評価されている。
工藤同様にプロ志望届を提出予定の木村駿太は「1節は先発だけだったけど、工藤も加わってきたので途中から投げることもあると思う。どの試合も投げられるように準備したい」。残り4戦の舞台は大和ハウスプレミストドーム。フル回転で、ドーム決戦での逆転優勝に導く。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 木村駿太(きむら しゅんた) |
| 学年 | 大学4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 172cm・81kg |
| 出身校 | 札幌国際情報高校 |
| 所属 | 北海学園大学 |
| 最速球速 | 146km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カット、ツーシーム |
| 主な実績 | 全日本大学選手権8強 大学で球速15kmアップ 先発・救援両面で活躍 |
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 工藤泰己(くどう たいき) |
| 学年 | 大学4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 175cm・82kg |
| 出身校 | 北海高校 |
| 所属 | 北海学園大学 |
| 最速球速 | 159km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カット、カーブ、フォーク |
| 主な実績 | 大4春オープン戦で159km計測 高1秋から投手開始 スカウトから高評価 |