注目集める香里丘のエース、岡本翔斗
2026年夏の高校野球大阪大会、香里丘高校の岡本翔斗投手にNPB全12球団、41人のスカウトが集結した。この日、関大北陽高校との2回戦に臨んだ最速148キロ右腕は、前年の履正社高校戦での好投もスカウト陣の間で話題となっていた。最後の夏を迎えた岡本投手に、早くもドラフト候補として注目が集まっている。
視察球団数、スカウト数でトップクラスの集結
この夏の初戦となった7月14日の熊本商業高校戦には8球団、21人のスカウトが視察に訪れた。続く高田商業高校戦では11球団、23人のスカウトがスタンドに足を運んだ。そして、関大北陽高校戦にはNPB全12球団、確認できた限りで41人のスカウトが集結。これは、筆者が現場で確認した選手の中で最もスカウトの数が多く、岡本投手がドラフト候補として高い評価を得ていることを示している。MLB球団からの視察もあった。
「素材は一級品」将来性への期待
集まったスカウトからは、岡本投手の将来性を高く評価する声が聞かれた。匿名スカウトは「体つきはまだ細いものの、全身を大きく使った伸びやかなフォームで、まだまだ成長しそうな雰囲気がある」と、そのポテンシャルを指摘。別の匿名スカウトは「将来性を高く評価して、支配下での指名を検討する球団も多くなりそうだ」と、支配下選手としての指名も視野に入れた検討が進む可能性を示唆した。ストレートは最速149キロ、NPB球団のスピードガンでは150キロを計測したという報告もあり、変化球もスライダー、カットボール、フォークなど質が高いと評価されている。走者を背負ってからも球威が落ちない点も長所として挙げられた。MLBのスカウトからは「スライダー、カットボール、フォークなど変化球の質も高く、走者を背負ってからも球威が落ちないのも長所だ」とのコメントがあった。
今後の見どころ
激戦区・大阪で公立校のエースとしてチームを牽引してきた岡本投手。その素材の良さと成長曲線は、多くの球団のスカウトの関心を引いている。夏の大会はまだ続く。今後の登板でさらにアピールを重ね、ドラフト上位候補としての評価を確立できるか、注目が集まる。
選手プロフィール
- 身長/体重: 180cm/75kg
- 投打: 右投左打
- 最速: 148キロ
- 球種: スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム
- 経歴: 枚方レッズ→香里丘高
- 出身地: 大阪府
- ドラフト対象年: 2026
香里丘高の最速148km右腕、岡本翔斗。180cm・75kgの細身でしなやかな体格を持ち、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシームを操る。高校入学後に球速を約20km伸ばした成長曲線と、きれいな投球フォーム、将来性が評価されている。2年夏の大阪大会では、桜宮高校戦で9回3安打9奪三振の完封勝利、続く履正社高校戦でも強豪相手に完投するなど、実戦経験も積んできた。すでにNPB12球団のスカウトが視察に訪れているとされ、大阪の公立校からドラフト候補として浮上した注目の2026年高校生投手である。
出典
- Yahoo!スポーツナビ 大阪公立校の右腕に「12球団41人」のスカウト集結! 高校野球地方大会・熱視線を浴びた“4人の原石”