堀井哲也監督(63)は試合後「結果が伴わなかったのは監督の責任。学生野球としては努力の時間が必ず将来に返ってくる」と4年生をたたえた。外丸東眞主将は最終戦で登板機会がなかった。「後輩たちがこの悔しさを引き継いで、必ず優勝してくれると思う」と唇をかんだ。
最終戦は登板機会なし
リーグ戦最終戦となったマウンドに、外丸東眞投手の姿はなかった。チームは早稲田大学投手陣の前に完封負けを喫し、3季連続のBクラスとなる5位が確定した。主将としてチームを牽引してきたエースは、「後輩たちがこの悔しさを引き継いで、必ず優勝してくれると思う」と、唇を噛み締めながら後輩たちに思いを託した。
堀井哲也監督も「結果が伴わなかったのは監督の責任。学生野球としては努力の時間が必ず将来に返ってくる」と、最後まで戦い抜いた4年生を労った。
ライバルをリードしていた2年秋
前橋育英のエースとして注目され、慶応大に進学すると1年春のリーグ戦から1勝を挙げた。そして2年春に3勝、秋には6勝0敗の成績を残し、東京六大学優勝に大きく貢献した。早大で同学年のライバル・伊藤樹を頭一つリードしていた。
2年生秋には最多6勝でベストナインを獲得し、通算18勝を挙げた。しかし、3年春に3勝を挙げたものの、持ち前の糸を引くように低めに伸びる球が徐々に見られなくなり、その秋は0勝にとどまった。今年は主将となり春に4勝を挙げたものの球威は戻ることがなく、この秋は2勝1敗に終わった。
指名漏れも前を向く
今秋のドラフト会議にプロ志望届を提出していた外丸東眞投手。リーグ戦通算19勝を挙げた実績では、指名されることはなかった。指名は難しいと見られていたが、それでもプロ志望をしたのは外丸東眞投手の意地、そして意思の表明だったのだろう。
悔しい結果となったが、本人はすでに前を向いている。「社会人野球に進み、夢であるプロ野球を目指します」と決意を口にした。大学での悔しさをバネに、新たなステージで2年後のプロ入りを目指す。
選手情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 外丸東眞(そとまる あづま) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 173cm・78kg |
| 出身校 | 前橋育英高校 → 慶應義塾大学 |
| 出身地 | 群馬県 |
| 最速球速 | 149km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カーブ、カット、ツーシーム、スプリット |
| 主な実績 | 1年春からリーグ戦で1勝 2年春に3勝、秋に6勝0敗でベストナイン獲得 東京六大学優勝に貢献 リーグ戦通算19勝 主将を務める 与四死球率2.27と制球力が持ち味 今秋ドラフト指名漏れ 卒業後は社会人野球へ進むことを表明 |
慶応大での4年間を終えた外丸東眞。社会人野球での経験を積み、2027年ドラフトでのプロ入りを目指す。
参考記事
- 日刊スポーツ 2025年11月2日 - 慶大は早大に完封負けで3季連続5位…指名漏れの外丸東真「社会人野球に進みプロ目指す」