広島は8月29日、広島市南区の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋ドラフト会議の指名候補を131人から97人に絞り込んだ。その上で高校生の上位候補19選手(投手12人、野手7人)の映像を確認。今夏の甲子園で大会史上最速の156キロを計測した横浜高の織田 翔希投手(3年)について、田村恵スカウト部長は「大学・社会人を含めてもトップクラス」と高く評価した。
指名候補を131人から97人へ
会議は広島市南区の球団事務所で開かれ、今秋ドラフトの指名候補が131人から97人に絞り込まれた。6月3日の会議で131人に整理された候補が、夏を経てさらに34人削られた形だ(日刊スポーツ)。その上で、高校生の上位候補19選手の映像を確認。内訳は投手が12人、野手が7人だった。
織田翔希に「大学・社会人を含めてもトップクラス」
映像確認の中心となったのが、今夏の甲子園で大会史上最速の156キロを計測した横浜高の織田翔希投手だ。田村恵スカウト部長は「球団の(補強)戦略はこれから」と前置きしつつ、「正直凄い。特に変化球が良くなった。大学・社会人を含めてもトップクラス」と話した(スポニチ)。織田は6月3日の会議でも上位指名候補16人の1人として映像が確認されており、広島が継続して評価を積み上げてきた右腕といえる。
平田玲翔、前田侑大の名前も
会議では他に、大分商の152キロ右腕・平田 玲翔投手(3年)、高岡第一の156キロ左腕・前田 侑大投手(3年)らの名前も挙がった。いずれも今夏に評価を上げた高校生投手で、19人の上位候補リストに高校生投手が12人並んだことからも、広島が高校生投手を厚く見ていることがうかがえる。
スカウト評価
- 【広島】田村恵スカウト部長「正直凄い。特に変化球が良くなった。大学・社会人を含めてもトップクラス」(横浜高・織田翔希について)
- 【広島】田村恵スカウト部長「球団の(補強)戦略はこれから」(現時点の補強方針について)
今後の見どころ
次回の会議は9月下旬に開かれ、大学・社会人の候補を絞り込む予定だ。広島は6月の会議で「長打を打てる捕手・野手」を最大の補強ポイントに挙げており、高校生投手をどこまで上位で狙うのか、野手最優先の方針とどう折り合いをつけるのかが焦点になりそうだ。
選手プロフィール
- 身長/体重: 185cm/72kg
- 投打: 右投右打
- 最速: 156キロ(2026年夏・甲子園で計測)
- 球種: スライダー、カーブ、チェンジアップ
- 経歴: 横浜高校
- 出身地: 福岡県
- ドラフト対象年: 2026
185cmの長身細身から力のあるストレートを投げ込む右腕。スライダー、カーブ、チェンジアップを操る。高校1年秋と2年春の全国連覇に貢献し、スカウトからも「天性のしなやかさ」と高い評価を得ている。