初回から決勝打を放つ
1回表、無死1、2塁のチャンスで皆川岳飛は中越えの2点二塁打を放った。この先制打について「走者をかえすのがクリーンアップの仕事。いい形で打ててほっとした」と振り返った。2回には死球で出塁すると、その後の4打席すべてで安打を記録。自身初となる5打数5安打を達成した。
「明日打てないんじゃないかと...」と苦笑いを浮かべながらも、チームの勝利に貢献できたことを喜んでいた。
通算100安打まで残り4本
この日の活躍により、皆川岳飛の今季成績は24打数13安打、打率5割4分1厘となった。通算100安打まで一気に4本と迫ったが、「(記録は)あまり気にしない。勝ちをものにするだけ」とチーム勝利への意識を強調した。
清水達也監督は「今年に入ってメンタルの面で強くなったし、4年生になってチームのことを考えながらやっていることがこういう結果につながっていると感じる」と皆川岳飛の成長を評価している。
プロ志望届提出後の心境
9日後に迫ったドラフト会議を前に、皆川岳飛は静かな心境を保っている。「何もないといったらウソになるけど、一番は勝利のことを考えている。副主将として自覚を持ったプレーや行動、姿勢がプロとの縁につながると思う」と語った。
まずはチームの勝利と勝ち点獲得を最優先に考え、それが夢の実現につながることを理解している。
岩城颯空の好投も光る
先発マウンドに立った岩城颯空は7回8安打2四球7三振1失点の内容で勝利に貢献した。7回には149キロの直球で三振を奪うなど、スタミナ面でも問題はなかった。
「チームが先に点を取ってくれ、気持ち的に楽だった。完投?行けるところまでと思っていた。もっとテンポよく投げていれば...」と振り返った岩城颯空。チームの大量リードをバックに、安定した投球を見せた。
チームを支える副主将
中央大学はこの日、16安打で14点を奪い駒澤大学に先勝した。皆川岳飛の5打数5安打はチームの大勝を支える原動力となり、岩城颯空の好投も勝利を決定づけた。プロ志望届を提出した4年生2人が、それぞれの持ち味を発揮した試合だった。
ドラフト会議まで残り数日。皆川岳飛の打撃センスと岩城颯空の左腕としての資質が、プロ野球でも評価される可能性がある。
選手基本情報
皆川岳飛
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 皆川岳飛 |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長・体重 | 181cm・79kg |
| 出身校 | 前橋育英高校・中央大学 |
| 最速球速 | 147km/h |
| 得意球・プレースタイル | 遠投110m、50m走6秒2と身体能力が高い。広角に打ち分ける勝負強い左打者 |
| 主な実績 | 高校通算26本塁打、大学で3度のベストナイン受賞、大学代表候補 |
岩城颯空
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 岩城颯空 |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 180cm・88kg |
| 出身校 | 富山商業高校・中央大学 |
| 最速球速 | 152km/h |
| 得意球 | スライダー、フォーク、カーブ |
| プレースタイル | ガッチリとした体格の左腕。主にリリーフとして活躍し、高い奪三振率を誇る |
| 主な実績 | プロ注目の好資質を持つ投手としてスカウト陣から評価 |
参考記事
- Yahoo!ニュース 2024年10月14日 - 中央大・皆川岳飛の5打数5安打詳報
- Yahoo!ニュース 2024年10月14日 - 中大の14点大勝と岩城投手の好投