試合を決めた8回の打席
2日、東京ドームで行われたENEOS対JR西日本戦。3点リードの8回表、無死一、二塁の場面で村上裕一郎は外角高めにきた変化球を逆方向に運んだ。右中間越えの長打は走者一掃の2点タイムリーとなり、二塁上で両手を上げてガッツポーズを見せた。
「スピードもある投手だったので、少しバットを短く持っていたのが結果につながりました」と村上裕一郎は振り返った。
スカウトの声
複数のプロ球団スカウトが視察する中、特に注目されたのは以下の評価だ。
- 「ちょこんと当てただけで、逆方向にあれだけ飛ばす。右の長距離打者としては社会人トップクラス」(巨人・榑松スカウト部次長スカウトディレクター)
社会人ルーキーイヤーの活躍
社会人ルーキーイヤーの昨年には「最多本塁打賞」に輝き、一気にその名を知らしめた右の長距離砲。打球の伸び具合はすさまじく、視察した巨人榑松スカウト部次長スカウトディレクターも舌を巻いた。
都市対抗予選では3試合で12打数5安打、打率4割1分7厘。5本のヒットのうち、長打が4本(二塁打3本、三塁打1本)と飛ばす力を見せたが、予選を後は打って変わってバットが湿った。
調子回復への取り組み
がむしゃらに振っても調子は上向かない。「もしかして、トレーニングなんじゃないか…」と自重トレに重きを置き、少しずつ良い感覚を取り戻しつつある。
本調子はまだまだ。「調子がいいときは真っすぐが打てるし、逆方向に勝手に飛んでいく。それがつかめてないから」と今大会で光明を見いだそうと必死だ。
今後の展望
もちろん、その先にはドラフトがある。「今年で決めたいというのがあります」ときっぱり。社会人最高峰の舞台は絶好のアピール機会。ここを逃すつもりはない。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 村上裕一郎 |
| 読み方 | むらかみ ゆういちろう |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 185cm・95kg |
| 出身校 | 宇和島東高校 |
| 大学 | 九州共立大学 |
| 所属チーム | ENEOS |
| 背番号 | 70 |
| 出身地 | 愛媛県 |
| 年齢 | 24歳 |
| ドラフト年 | 2025年 |
選手の特徴
ENEOS所属の24歳、右投右打の外野手。宇和島東高校、九州共立大学を経てENEOSに入社。強打が持ち味で、2024年には都市対抗、日本選手権に出場し、チームの主軸として活躍を見せている。
社会人ルーキーイヤーには「最多本塁打賞」に輝き、右の長距離打者としてプロスカウトからも高い評価を受けている。