国学院栃木時代から継続してマーク
米国人の父を持つシャピロ・マシュー・一郎については、オリックスが国学院栃木時代から注目してきた経緯がある。193センチ95キロの恵まれた体格から繰り出される最速153キロの直球は、プロでも十分通用するレベルだ。
スライダーやフォークも操り、富山で潜在能力を発揮している。今季は15試合に登板し、4勝0敗、防御率1.93という優秀な成績を残した。特に6月25日のオリックスとのファーム交流戦(高岡西部)では最速152キロを計測し、スカウト陣に強烈な印象を残している。
救援陣の強化ポイントに合致
オリックスの救援陣では宇田川優希、吉田一将、小木田敦也、古田島成龍らが右肘手術からリハビリ中で、チームの強化ポイントでもある。シャピロ・マシュー・一郎のリリーフタイプとしての特性は、まさにこの課題解決に直結する。
ここ数年はプロ1年目から活躍できる土壌も整っており、シャピロ・マシュー・一郎が隠し玉になる可能性は十分にありそうだ。
制球面の改善が評価アップの要因
課題とされていた制球面も改善傾向にあることが、評価を押し上げている要因だ。国学院大時代から持ち前のパワーは評価されていたが、コントロールの安定性に課題があった。
しかし、富山での実戦経験を通じて着実に成長を見せており、プロのマウンドでも通用する投手として期待されている。右投右打のシャピロ・マシュー・一郎は、多彩な変化球を駆使した投球スタイルも魅力だ。
山田空暉も並行して検討
シャピロ・マシュー・一郎と並行して、四国IL愛媛の右腕・山田空暉投手(21)の将来性にも注目している。184センチ87キロの体格から最速151キロの直球を持つプロ注目右腕だ。
高卒3年目ながらリーグ9勝をマークするなど、ポテンシャル抜群の投手として評価されている。マウンド度胸に加えて多彩な投球術も持ち合わせており、独立リーグから這い上がってきた経験も貴重だ。
高校生では富島・岡村了樹に注目
高校生では富島・岡村了樹捕手(18)らの将来性にも注目している。捕手不足に悩むオリックスにとって、将来性豊かな高校生捕手の獲得は重要な課題の一つだ。
23日のドラフト当日まで指名順位などを含めて協議する方針で、複数の選択肢を用意している状況がうかがえる。
独立リーグからの発掘に積極的
オリックスは近年、独立リーグからの選手発掘に積極的な姿勢を見せている。シャピロ・マシュー・一郎や山田空暉への注目も、その方針の表れと言える。
大学や高校を卒業後、独立リーグで実力を磨いた選手たちは、プロ入り後の適応力も高いとされる。実戦経験豊富な選手を獲得することで、即戦力としての活躍も期待できる。
選手基本情報
シャピロ・マシュー・一郎(富山GRNサンダーバーズ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | シャピロ・マシュー・一郎 |
| 生年月日 | 2003年3月18日(22歳) |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 193cm・105kg |
| 出身地 | 東京都 |
| 出身校 | 国学院栃木→国学院大学→富山GRNサンダーバーズ |
| 最速球速 | 153km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、フォーク、カーブ、カット |
| ドラフト年度 | 2025年 |
| 今季成績 | 15試合登板、4勝0敗、防御率1.93 |
山田空暉(愛媛マンダリンパイレーツ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 山田空暉(やまだてんき) |
| 年齢 | 21歳 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 184cm・87kg |
| 出身地 | 滋賀県 |
| 出身校 | 愛工大名電→愛媛マンダリンパイレーツ |
| 最速球速 | 151km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カット、カーブ、フォーク |
| ドラフト年度 | 2025年 |
| 特徴 | 高卒3年目でリーグ9勝、多彩な投球術 |
オリックスにとってシャピロ・マシュー・一郎の獲得は、救援陣強化と将来性確保を同時に実現できる魅力的な選択肢だ。193センチの長身から繰り出される力強いボールが、プロの舞台でどこまで通用するか注目される。
ドラフト当日まで協議が続く中、隠し玉としての価値を秘めたシャピロ・マシュー・一郎の動向に注目が集まる。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2025年10月23日 - オリックス 日本海L・富山のシャピロ・マシュー・一郎の指名検討