神宮に架けた公式戦初アーチ
1点を先行した2回先頭、石原悠資郎は右中間最深部へ打球を運んだ。「いい感触だったので、行ったかなと。めちゃくちゃ気持ちいい」と振り返り、公式戦初の本塁打に手応えを確かめた。5回2死一三塁では左前適時打も放ち、2安打2打点でチームの21年ぶり白星を呼び込んだ。故障で一度は手放した背番号7を今大会で取り戻し、躍動を見せた。
「嵐を呼ぶ男」の名に恥じない一撃
母方の祖父が昭和の大スター・石原裕次郎の大ファンで、娘が結婚して石原姓になった際に「石原と言えば裕次郎だ」と命名された。石原悠資郎はお気に入りの楽曲「嵐を呼ぶ男」にちなみ、「嵐を呼べました」とはにかんだ。近畿大会準決勝の大阪桐蔭戦で決勝打を放った際もその名前が注目を集め、バッティンググローブに刺しゅうを入れたこともあるという。
天国にいる祖父への約束
「悠資郎」と名付ける発案者となった母方の祖父・宮崎一一さんが今年4月に他界した。石原悠資郎は生前、「絶対に甲子園に連れていく」と約束を交わしていたという。天国で見守る祖父の前で勝利に貢献した2年生は「もっと大事な場面で打っていけるように」と宣言し、同校初の明治神宮大会優勝へ意気込む。
ダイエットに励む巨漢スラッガー
178センチ、110キロの巨体を生かした力強い打撃が持ち味だが、現在はダイエットに取り組んでいる。目標は15キロ減の95キロ。「キレを出せばもっと飛ぶ。筋肉を落とさずに体重を落としていっている」と語り、チームメートの打撃練習中に黙々と走り込む日々を送る。鍛錬の先に目指すのは「自分が憧れた勝ち方」だという。この日は3本塁打を含む8安打7得点で快勝し、伝統の強打を「ゆうじろう」が支えた。
選手情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 石原悠資郎(いしはら ゆうじろう) |
| 学年・年齢 | 高校2年・17歳 |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 178cm・110kg |
| 出身校・チーム | 神戸国際大付属高校 |
| 最速球速 | ー |
| 得意球・プレースタイル | 178cm110kgの巨体を生かした力強い打撃が持ち味の右のスラッガー |
| 主な実績 | 2025年明治神宮大会2回戦で公式戦初アーチ(高校通算15号)、21年ぶりの初戦突破に貢献 |