3者連続三振で完璧なスタート
14日のカローラ滋賀はちまんスタジアムで行われた花園大戦。すでに優勝を決めている佛教大学の赤木晴哉は、3者連続三振で立ち上がりを滑り出した。
6回までわずか被安打1という圧巻の投球を披露。7回に1点を失い、なおも2死二塁とピンチが続いたが、最後はこの日6つ目の三振で切り抜けた。
「楽しかった。序盤から結構ギア上げながらいきました」と赤木晴哉は汗をぬぐった。最高のライバルとの投げ合いを心から楽しんでいる様子だった。
藤原聡大との深い絆
藤原聡大との関係は、2年時の5リーグ対抗戦を機に始まった。今年の同大会では2人を中心に京滋大学を27年ぶりの優勝に導いた実績を持つ。
プライベートでも親交が深く、12日には練習後に2人でスーパー銭湯へ。話の8割は23日に迫るドラフト会議についてで、「お互い不安を言い合ったり。身近に分かり合える存在は藤原聡大しかいない」と明かした。
ライバル心が成長の原動力
「チームは勝っても自分個人としては藤原聡大に勝ちたいって言うのがあったので、常に高めながらできた」と赤木晴哉は語る。
天理高校での公式戦の登板はわずか2試合だった右腕が、大学で大きく飛躍を遂げた背景には、最高のライバルの存在があった。お互いを高め合う関係が、両選手をドラフト候補まで押し上げたのだ。
長身右腕の成長ストーリー
赤木晴哉は188cm85kgの長身を活かした投球が持ち味。最速153キロの直球と、縦スライダー、フォークを操る本格派右腕だ。
大学通算14勝3敗、防御率1.54という優秀な成績を残し、MVP・最優秀投手1度、ベストナイン2度受賞の実績を誇る。全国大会でも153キロを計測し、プロ注目選手として期待されている。
ドラフト会議への想い
23日のドラフト会議まで残り9日。赤木晴哉は静かに吉報を待っている。
最高のライバルである藤原聡大とともに、お互いの不安を分かち合いながら、人生の大きな節目を迎えようとしている。この日の投げ合いは、両選手にとって大学生活の集大成となる貴重な経験となった。
選手基本情報
赤木晴哉
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 赤木晴哉 |
| 読み方 | あかぎ せいや |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 188cm・85kg |
| 出身校 | 天理高校・佛教大学 |
| 最速球速 | 153km/h |
| 得意球 | スライダー、カット、フォーク |
| 特徴 | 動く145km直球と130km台フォーク |
| 主な実績 | 大学通算14勝3敗、防御率1.54、MVP・最優秀投手1度、ベストナイン2度 |
藤原聡大
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 藤原聡大 |
| 読み方 | ふじわら そうた |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 177cm・71kg |
| 出身校 | 水口高校・花園大学 |
| 最速球速 | 155km/h |
| 得意球 | スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット |
| 特徴 | 高校で遊撃手から投手に転向、遠投115m、50m走6秒1の身体能力 |
好敵手とともに飛躍を遂げた赤木晴哉。ドラフト会議で両選手がどのような評価を受けるのか、注目が集まる。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2024年10月14日 - 【大学野球】今秋ドラフト候補・佛教大の赤木晴哉7回1失点 最高のライバル花園大・藤原と投げ合い「楽しかった」