11球団26人のスカウトが視察
夏の甲子園出場を逃した高岡第一の左腕・前田 侑大に、NPB11球団、MLB1球団から合計26人のスカウトが視察に訪れた。7月31日に行われた3回戦の札幌平岡戦では、5回を投げ2失点、11奪三振の力投を見せた。視察に訪れたスカウトからは、その急成長ぶりに対する驚きの声が上がっている。
急成長を遂げる本格派左腕
身長173cm、体重65kgと細身ながら、自己最速156キロのストレートを武器とする前田 侑大は、しなやかな腕の振りから伸びのある直球を投げ込む本格派左腕だ。侍ジャパンU18代表候補合宿でもコンスタントに145キロ以上のストレートを連発し、スカウト陣を驚かせた。春の富山県大会準々決勝では自己最速を3キロ更新する151キロを記録し、5回10奪三振と圧倒的な投球を披露。そのポテンシャルは高く評価されている。
スカウトの声「想定外だった」
球場表示の156キロは誤計測の可能性を指摘する声もあったものの、スカウトのスピードガンでも何球も150キロを超えていたという。「高校生の左投手としては、なかなかいないレベルであることは間違いありません」と、あるスカウトは語る。昨年の時点では大学での成長を見込んでいたというスカウトも、「春から一気に良くなりました。ここまで良くなるのは想定外でした」と、その急成長ぶりに驚きを隠せない様子だった。また、「立ち上がりは少し制球重視でおとなしく見えましたが、ここ一番でのボールには力がありました。数字以上に手元で強さのあるボールに見えます。変化球を器用に操り、牽制やフィールディングもうまい。スタミナや投球術はまだこれからだと思いますが、プロでしっかり鍛えれば、数年後にはすごいボールを投げるようになっているかもしれませんね」という評価も聞かれた。
今後の見どころ
夏の甲子園出場は逃したが、前田 侑大の夏の大会での投球は、多くのスカウトにとって「今までで一番良かった」と評価されるほどの内容だった。プロ入りへ向けて、今後のさらなる成長と活躍に注目が集まる。
選手プロフィール
- 身長/体重: 173cm/65kg
- 投打: 左投左打
- 最速: 156キロ
- 球種: スライダー、カーブ、チェンジアップ
- 経歴: 高岡第一