先発ローテーション整備が急務
オリックスにとって先発投手の補強は喫緊の課題となっている。宮城大弥、九里亜蓮、田嶋大樹、曽谷龍平らに続く先発投手の整備は急務で、中西聖輝はまさにその条件に合致する存在だ。
最速152キロ、常時140キロ台の直球を持つ本格派右腕として、即戦力としての期待も高い。182センチ90キロの恵まれた体格から繰り出される力強いボールは、プロでも十分通用するレベルにある。
智弁和歌山で甲子園優勝の実績
中西聖輝は智弁和歌山高校出身で、高校3年夏の甲子園で21年ぶりの優勝に貢献した実績を持つ。大舞台での経験は、プロの世界でも大きなアドバンテージとなる。
青山学院大学では4年間を通じて着実に成長を重ね、大学球界を代表する投手の一人として評価されている。スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなど多彩な変化球を操る技術力も魅力だ。
外れ1位候補は健大高崎の石垣元気
一方、外れ1位候補として健大高崎の石垣元気投手が挙げられている。昨年センバツ優勝に貢献し、今年は高校日本代表で9月のU18W杯準優勝に貢献した実績を持つ。
178センチ75キロの体格から最速158キロを誇る右腕で、将来のエース育成という観点でも注目されている。スライダー、カット、カーブ、チェンジアップ、スプリットと豊富な球種を持ち、高校生離れした完成度の高さが評価されている。
佐藤龍月にも注目
同じ健大高崎の左腕、佐藤龍月投手にも注目している。173センチ70キロと小柄ながら、最速147キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップを操る左腕だ。
2年生の春には選抜で初優勝を達成し、5試合で22回22奪三振無失点の活躍を見せた実績を持つ。神奈川県川崎市出身でU-15日本代表経験もある有望株として評価されている。
岸田監督にとって2年連続の大役
岸田護監督にとっては2年連続のドラフト1位指名という大役となる。昨年は青山学院大・西川史礁外野手(現ロッテ)を外した苦い経験がある。
「(くじ引きは)自信ないですけどね」と苦笑いする岸田監督だが、今年は青山学院大との縁を引き当てられるかが注目される。中西聖輝獲得への思いは強く、チームの将来を左右する重要な指名となる。
藤原聡大も外れ1位候補
花園大の藤原聡大投手も外れ1位候補として想定されている。177センチ71キロの細身ながら、最速155キロを誇る右腕だ。
高校では遊撃手から投手に転向した経歴を持ち、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリットと多彩な変化球を操る技術派。東京ドームで152キロを計測するなど、大舞台でも力を発揮できる精神力の強さも評価されている。
選手基本情報
中西聖輝(青山学院大)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 中西聖輝(なかにしまさき) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 182cm・90kg |
| 出身地 | 奈良県 |
| 出身校 | 智弁和歌山→青山学院大学 |
| 最速球速 | 152km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ |
| ドラフト年度 | 2025年 |
| 主な実績 | 高3夏甲子園優勝(21年ぶり) |
石垣元気(健大高崎)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 石垣元気(いしがきげんき) |
| 学年 | 3年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 178cm・75kg |
| 出身校 | 健大高崎 |
| 最速球速 | 158km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カット、カーブ、チェンジアップ、スプリット |
| ドラフト年度 | 2025年 |
| 主な実績 | センバツ優勝(2024年) U18W杯準優勝(2025年) |
オリックスにとって中西聖輝の獲得は、即戦力確保と先発ローテーション強化を同時に実現できる理想的な補強となる。岸田監督の手腕が問われるドラフト会議での動向に注目が集まる。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2025年10月23日 - オリックス1位は青学大・中西聖輝が最有力、外れ1位候補は花園大・藤原聡大を想定