7月に入り、各地方で高校野球の地方予選が行われているほか、
侍ジャパン大学日本代表の日米大学野球も行われ、5連勝で21年ぶり3度目の全勝優勝を飾るなど
2025年のドラフト候補が続々と素晴らしいアピールを見せています。
ということで今回は、2025年ドラフト1位候補12名予想!7月編、をやっていきたいと思います。
競合、単独、外れ1位の三つの評価で選手を見ていきますので
ぜひ最後までご覧ください。
競合予想
まずは、競合必至の選手から見ていきましょう。
立石正広(創価大学)
1人目は、創価大の立石選手です。
今年のドラフトを語るうえで欠かせないのは、まずはこの立石選手でしょう。
ライト方向へも長打が打てる広角タイプのスラッガー内野手で、
主なポジションはサードとセカンドです。
コンタクト能力と長打力を兼ね備えた選手で、
どんな球に対しても高い確率でハードコンタクトが可能であり
打球速度はトップクラスで、フリー打撃では170キロを記録したこともあります。
守備の面でもまずまずの評価を受けており
セカンドの球際の守備こそまだまだの印象ですが
スナップの強さと送球の正確性には定評があり、
サードの守備では安定したフィールディングを誇ります。
足も50m走6秒07と速く、走塁意識も高いですから
走攻守の全ての面でプラスを作る可能性のある選手といっていいでしょう。
そんな立石選手の直近の成績ですが、
日米大学野球選手権大会では、4試合で4番で出場し、
打率.188(16打数3安打)と苦しみはしましたが
最終戦では2安打を放つなど流石のバッティングを見せていました。
日米野球のオープン戦ではプロ相手に鋭い打球を放っていましたから
ドラフト1位候補の評価は落ちていないでしょう。
実際、直近のスカウトコメントでもこのように評価されています。
- 楽天・井上スカウト「彼は修正能力が高い。初対戦のレベルの高い投手ばかりの今大会は難しい部分がありますが、彼に対する評価は変わりません」
- MLB・匿名スカウト「走攻守そろった素晴らしいバランスの選手」
- 日本ハム・栗山英樹CBO「立石に関しては別格でしょう。誰が見ても間違いない」
中西 聖輝 (青山学院大)
2人目は、青山学院大の中西投手です。
中西投手は最速152キロの直球とフォークなどの変化球を武器に多くの三振を奪う
ゲームメイク能力と奪三振能力に長けた本格派の先発右腕です。
今年のドラフト候補の中で評価の高い投手でいうと、まずは中西投手の名前が真っ先に上がるでしょう。
投げる球種の全てクオリティが非常に高く、
ストレートは常時145キロ前後ながらも浮き上がるようなキレがあり
特にフォークはカウントを稼いだり、ボールゾーンに落として三振を取るなど
自由自在に制御できている印象があります。
制球力も良いため大崩れすることがほとんどなく、
また投球のテンポも非常に良いですから、
プロでも即戦力の先発投手として期待が持てるでしょう。
登板過多には少し不安があるものの、
大学ナンバーワン投手の評価は変わらないと見ています。
そんな中西投手の直近の成績ですが、
先日行われた日米大学野球選手権大会では、
第2戦に先発すると、アメリカ打線に対し6回8奪三振1失点と好投し、
第5戦では救援で3回を投げ、2本の本塁打を打たれるものの、4奪三振2失点とまとめました。
アメリカの監督からも「球種が多くてストライクが入っていた」と評価されており
外国人選手にも十分実力が通用することを証明しました。
現状の投球内容をプロでもそのまま発揮できれば、間違いなくどのチームでも先発ローテ争いに加われるでしょう。
直近のスカウトコメントでもこのように評価されています。
- DeNA・稲嶺スカウト「総合力が高く先発完投ができる投手」
- ロッテ・福沢スカウト「試合の中で修正していけていた。(変化球が同じ軌道から変化しており)何を投げているか分からないくらい。指先が起用なんだと思う」
- 中日・松永スカウトディレクター「安定した投球ができている。勝てる投手」
以上、競合予想はこの2選手と予想しました。
スラッガーを欲しがる球団は立石選手、投手課題を真っ先に解消しに行くのであれば中西投手が
それぞれファーストチョイスになるであろうと見ています。
中西投手は元々は単独予想にしていましたが、
日本代表の合宿や対DeNA2軍とのオープン戦、そして日米大学野球での投球内容を見て
さらに需要が高まったのではと感じ競合予想にしています。
単独予想
続いて、単独予想の選手を見ていきましょう。
齊藤 汰直(亜細亜大学)
1人目は、亜細亜大学の齊藤投手です。
最速152キロのストレートと多彩な変化球を操る本格派右腕で
亜細亜大学を代表する投手の1人です。
齊藤投手の最大の武器は力強いストレートで
投球フォームのバランスが非常に良く、腕が縦に綺麗に出てきており
上半身の可動域が大きいため、強い直球をコンスタントに投げ込めています。
変化球は主にカーブ、カットボール、フォークの3種類を投げ分けますが
特にフォークを決め球として使っており、春のリーグ戦でも投球回に近い29個の三振を奪っています。
制球力はそこまで悪くない印象ですから
変化球の精度やキレがもう1段階上がってさらに三振を奪えると、
競合クラスの投手になれるかなと見ています。
とはいえ、今年のドラフト候補の中でも非常に評価の高い投手で
先日行われた日米大学野球選手権大会では、
第2戦に救援で登板し1回を投げ2三振を奪うと、
第4戦では先発登板すると、4回を投げ7奪三振、2失点と
上々の内容を見せました。
3四死球と制球に苦しんだ部分はやや気になりましたが
持っているポテンシャルは十分に見せていましたし
スカウトからの評価は変わらず高いのではないでしょうか。
スカウトコメントは最新のものがなかったので割愛しますが
過去には「上位候補は間違いない」「今年の右投手の中で上位に入る」など
高い評価を受けていますから、単独指名と予想します。
松下 歩叶(法政大学)
2人目は、法政大の松下選手です。
松下選手は長打力とチャンスの場面にめっぽう強い勝負強さが特徴の、右の内野手スラッガーで
主なポジションはサードとセカンドです。
打撃では大学球界でも屈指の飛ばす力を持っており、
その高い弾道の打球は阪神の大山悠輔選手と重なるとも言われています。
そして長打力だけでなく確実性や対応力もあり
厳しい球も泥臭くカットして粘りつつ、甘い玉は確実にミートする事ができるため
パワー一辺倒だけではないところも松下選手の強みです。
そして、元々ショートの選手だったこともあり、守備面でも非常に評価が高く、
特にサードでの守備には定評があり、打球への反応の良さや安定した送球など
サードに必要な要素をしっかりと持っています。
攻守両面で貢献度の高い活躍をしてくれる選手と言って良いでしょう。
先日行われた日米大学野球選手権大会では、
全5試合に「1番サード」でフル出場し、打率.333 、1本塁打、5打点をマークし
見事MVPにも選出されました。
第1戦ではノーヒットに終わりましたが、
大会中にアメリカ人投手の特性に対応するため、バットのヘッドをやや体寄りに倒すフォーム改良を行い、
第2戦以降は毎試合安打を放ち活躍するなど、抜群の対応力を見せました。
この日米野球で最も評価を上げた選手といって間違いないでしょう。
立石選手への競合を嫌う球団が一本釣りを狙って指名する可能性が高いと見ています。
直近でもこのように評価されています。
楽天・井上スカウト「松下選手は長打力もありますが、何より“野球脳”の優秀さが魅力です。ああいう状況判断は、プロの中にもできない選手はいますよ」
- 大学日本代表 高橋由伸臨時コーチ「昨年見たときよりも力強くなっていた」
石垣 元気(健大高崎高校学)
3人目は、健大高崎高校の石垣投手です。
昨年の秋に高校2年生としては史上最速の158キロを記録した
驚異的なストレートが特徴の高校生右腕で、
高校生投手の中で最も注目度の高い投手の1人です。
やはり、最大の魅力は高校生レベルを優に超えているストレートで
最高球速が速いだけでなく、常に140キロ後半から150キロ前半の球速をマークしており
どの試合でも150キロオーバーを記録しています。
平均球速が非常に速いのも彼の特徴の一つでしょう。
変化球もカットボールはキレが抜群で、スプリットでも多くの三振を奪えていますから
本格派投手としても順調に成長しています。
今年の5月18日の関東大会・東海大菅生戦では
2番手で4回1安打無失点と好投し、さらに最速は156キロを計測するなど
高校生とは思えないレベルの投球を見せていましたし
さらに、6月28日との国士舘との練習試合では
最速153キロ、3回1安打無失点で5奪三振、
7月3日の浦和学院との練習試合では
最速153キロ、2回1安打無失点で2三振を奪うなど
夏の甲子園に向けて順調な仕上がりを見せており、
日本だけでなくメジャーのスカウトも熱視線を送っています。
夏の地方予選や甲子園でも怪我なく印象的な活躍ができれば
間違いなく1位に食い込んでくる選手でしょう。
スカウトコメントでもこのように絶賛されています。
- ソフトバンク・永井編成育成本部長「状態がよさそうですよね。力感なく落ち着いて投げられていた。ストレートが150キロ超えて、140キロ以上のカットボールもあり、フォークもある。」
- 巨人・水野編成本部長代理「真っすぐも変化球も良い。本当にすばらしい投手です」
- MLB・匿名スカウト「ベストピッチにする精度が高いですよね。直球で押しきることができます」
以上、単独指名の3名の選手を見てきました。
立石選手の競合を避ける形で松下選手、
ピンポイントで単独指名を狙って齊藤投手と石垣投手の指名があるだろうと予想してみました。
松下選手が日米野球で評価を上げた感覚があるので
もしかすると、立石選手への競合数が減って松下選手にも指名が多くなる可能性もあるかなと思っています。
今後の各選手の動向にも注目です。
外れ1位
最後は外れ1位指名の選手を見てきましょう。
島田 舜也(東洋大学)
まず1人目は、東洋大の島田投手です。
島田投手は最速155キロの直球を武器とする本格派大型右腕で
打者に向かって伸びるストレートが特徴的な投手です。
フォームはコンパクトで、ゆったりとした足上げと小さめのテイクバックから
力強いボールを投げ込んでおり
数字以上にスピード感がある直球を武器としています。
ボールの回転数は2000回転前後から2400回転まで向上しており、
打者のイメージよりも手元に早く到達し打球を詰まらせる事が可能です。
それだけでなく、スライダー、カット、カーブ、チェンジアップなど
変化球のレパートリーも豊富で、総合力の高さも伺えます。
奪三振能力がさらに向上すると、より完璧な投手に進化する事でしょう。
リーグ戦では、昨年の秋の東都2部リーグで最多の5勝をマークし
防御率0.64で堂々の1位を記録するなど、2部MVP、最優秀投手を受賞。
1部昇格に大きく貢献しました。
今年の春の1部リーグでは7試合に先発し、4勝2敗、防御率2.52と
期待されたほどの成績は残せませんでしたが、見事侍ジャパン大学代表に選ばれています。
コンディション不良で辞退とはなりましたが
平塚合宿では自己最速タイの155キロを計測し、存在感を示しました。
秋のリーグ戦で元気な姿を見せる事ができれば
1位での指名も十分考えられるでしょう。
スカウトコメントは最新のものがなかったので割愛しますが、
威力のあるストレートが高評価のようです。
髙木 快大(中京大学)
続いて2人目は、中京大の高木投手です。
高木投手は最速153キロのストレートを誇る先発型の右腕です。
最大の強みは浮き上がるようなホップ成分の高いストレートで
球速以上に手元で伸びてくるような球筋が特徴的です。
直球の回転数は2300~2400回転を誇り、
ラプソードなどの計測では縦のホップ量が非常に多いことが数値で示されています。
投球の約7割程度がこのまっすぐが占めており
それでもストレートで多くの三振が奪えていますから
質の高い直球を投げていることが成績からも伺えます。
変化球は球種こそ少ないものの、特に縦に大きく割れるパワーカーブとスプリットを武器にしています。
変化球の精度がさらに上がってくると、より三振を奪える投手に成長できそうです。
そんな髙木投手は、24年春季リーグ戦で連盟59年ぶりとなる完全試合を達成するなど
リーグ戦では敵なしの投球を続けています。
昨年の秋に肘の怪我で手術を経験したことで
今年の春の活躍に不安が残りましたが、
7試合を投げ5勝1敗、防御率1.71と素晴らしい成績を残しました。
本来の球威は鳴りを潜めましたが、制球力でしっかりカバーし
春季リーグ優勝の立役者になっています。
大学日本代表候補にも選出されていましたが、コンディション不良で辞退しており
今後の投球にもやや不安が残りますが
それでも本来の球威が戻ってくれば1位指名は間違いないでしょう。
スカウトコメントでもこのように評価されています。
- ロッテ・田中スカウト「この状態で直球で押せるのはさすが」
- 楽天・益田スカウト「今年の候補として楽しみな選手。コントロールがよく、球速がどこまで戻るかも見ていきたい」
- 中日・山田スカウト「エースとしてチームを背負う投球を見せてほしい」
小島 大河(明治大学)
続いて3人目は、明治大の小島選手です。
小島選手は強肩強打の打てる捕手として評価の高い左打ちのキャッチャーで
チャンスに強い打撃と素早い二塁送球が持ち味の選手です。
打撃面は今年の大学生野手の中でもトップクラスの実力の持ち主で
大学通算打率は.343とハイアベレージを残している、広角に打ち返す事ができる中距離ヒッターです。
足を大きく上げる打撃フォームが特徴で、それでいてバランスを崩されることが少ないという
独特な打撃センスを持っています。
リーグ戦では23年の秋季リーグから4期連続して打率3割台をマークしていますし
単打だけでなく長打率も年々上がってきています。
打撃だけで見ると今年のドラフトでは立石選手に負けずとも劣らないものを持っているといっていいでしょう。
守備面は二塁送球1.8秒台を誇る強肩を武器としていますが
捕手としてはまだ比較的経験が浅いこともあり、キャッチングやブロッキングなどにはまだ課題があります。
とはいえ、元内野手であることから、特にフィールディングの良さや握り変えの速さに定評があり
プロ入りした後からでも捕手として成長できる伸び代は十分残っていますから
打てる捕手として欲しがる球団は必ず現れると見ています。
先日行われた日米大学野球選手権大会では、
5番DHで5試合に全て先発すると、打率.353をマークし
見事中軸としての役割を全うし5戦全勝に貢献しました。
大卒捕手が評価されにくい昨今でも、彼の1位指名は十分可能性があると予想します。
スカウトコメントでもこのように評価されています。
- 巨人・円谷スカウト「打てる捕手は貴重。(プロでも打撃の)数字はついてくる」
- ヤクルト・余田スカウト「打力に魅力がある。守備でも肩が強く、投手を引っ張る姿勢が見える」
櫻井 頼之介(東北福祉大学)
続いて4人目は、東北福祉大の櫻井投手です。
櫻井投手は最速153キロの直球と多彩な変化球を武器に打者を打ち取る先発型の右腕です。
身長は174cmとそこまで大きくない体格ですが
直球には伸びとキレがあり、特にピンチの場面では150キロ近い球を連発できる馬力もあります。
そして彼の最大の特徴は制球力で
多彩な変化球をインコースとアウトコースに制球良く投げ分けるコンビネーションが強みです。
2025年春のリーグ戦では9イニングあたりの与四球率が1.45と優れた制球力を見せていますし、
また、相手打者に的を絞らせないようなクレバーな投球術も持っています。
投手としての引き出しが多い選手と言って良いでしょう。
そんな櫻井投手は、今年の春季リーグで4試合に登板し3勝0敗、防御率1.45の成績を残し、
チームのリーグ優勝の原動力となり最優秀投手に輝くと
全日本選手権では、4試合に登板し、23イニングを投げ、2勝、防御率1.96と
7年ぶり4度目の優勝に大きく貢献し、一気に評価を上げました。
そして、侍ジャパンの大学代表に選ばれると
第4戦に3番手で救援登板し、3イニングを2安打無失点に抑え、最速153キロを計測するなど
印象に残る活躍を見せました。
少し登板過多気味なのは気にはなりますが、
秋季リーグでも同じような活躍を見せることができれば
間違いなく1位指名されることでしょう。
スカウトコメントでもこのように評価されています。
- オリックス・福良ゼネラルマネジャー「右打者への内角もしっかり放れていて、良いピッチャーです」
- 阪神・葛西スカウト「制球が良く、直球にキレがある。投球術も持っている」
伊藤 樹(早稲田大学)
続いて5人目は、早稲田大学の伊藤投手です。
多彩な変化球と正確なコントロールで打者を手玉にとる
ゲームメイキング能力の高さが売りの先発型右腕です。
ストレートは最速152キロと球速もしっかりありますが、
通常時の球速は140km前後から140km台中盤とされており、
まっすぐで力強く押すタイプではなく、両コーナーにしっかりと制球できるのが強みです。
また変化球の質や精度が非常に高く、
特にスプリットやカットボール、シンカーなどを使って打者のタイミングを外す投球術に長けています。
投球の選択肢が多いため、様々な組み立てが可能であり
直球の球威が抑え気味でも各球種のコンビネーションとゾーンを広く使って投球で
打者を抑える事ができています。
まさしくゲームメイキング能力の高さが最大の武器と言っていいでしょう。
そんな伊藤投手ですが、
大学では55試合に登板し、19勝3敗、防御率1.89という安定した成績を残しており
今年の春のリーグ戦でも、9試合に登板し6勝0敗、防御率2.44という
エースに相応しい投球を見せ、見事春季リーグの制覇に貢献しました。
そして先日行われた日米大学野球選手権では、
第1戦で開幕投手を務め、6イニングを4安打1失点に抑える好投で勝利投手となり
日本代表の5連勝にしっかりと貢献しました。
レベルの高い日本投手陣の中でも開幕投手を任され、さらに第5戦でも先発起用されていましたから
伊藤投手の評価は非常に高まっていると予想されます。
秋でも同様に安定した成績を残すことができれば
間違いなく1位指名されることでしょう。
スカウトコメントでもこのように評価されています。
- 日本ハム・大渕スカウト部長「相手を見て投げられる。数字に表れない部分を持っている」
- DeNA・八馬アマスカウティンググループリーダー「打者の手元で力のあるボールがいく。ドラフト候補の上位12人に入ってくる可能性もある」
- ロッテ・榎アマスカウトディレクター「ゲームメークができ、勝てる投手です。」
大塚 瑠晏(東海大学)
続いて6人目は、東海大の大塚選手です。
大塚選手は170cmと小柄ながらもパンチ力のある打撃と、
高い守備力を有するショートストップで
今年の春季リーグで走攻守全てにおいてハイレベルな数値を残しており
一気に評価を上げている選手です。
彼の最大の魅力はショートの守備力で、天性のグラブさばきと正確なスローイングが特徴です。
一歩目の速さ、正確性、身のこなしも優れており
侍ジャパンの井端弘和監督は、大塚選手を「世代ナンバーワン遊撃手」と高く評価するほど
その「動き、スピード、正確性」は高いレベルにあると言われています。
昨年のドラフトで注目された宗山選手や山縣選手にも匹敵するとも言われていますから
プロに入ったら即ショートのレギュラーでもおかしくありません。
打撃面は大学入学後に徐々にパンチ力がついてきており
今年の春のリーグ戦では打率.436、1本塁打、OPS1.205、
大学選手権では打率.500、2本塁打をマークするなど
確実に良くなってきています。
足も50m6秒0と非常に早いので、走攻守全ての面でプラスを生み出す可能性がある選手と言っていいでしょう。
先日行われた、日米大学野球選手権では、
9番ショートで5試合全てに出場し、打率.250、盗塁も二つ決めるなど
国際大会でも十分活躍することに成功しました。
このまま打撃でも守備でもアピールを続けることが出来れば、
自ずと1位指名も見えてくることでしょう。
スカウトコメントでもこのように評価されています。
- 巨人・森中スカウト「守備、走塁は戦力として通用するレベル。ムラのあった打撃も春から良くなってきた」
- 阪神・平塚スカウト「走攻守に素晴らしい選手。元々、力がある」
- 中日・小山スカウト「高校から守備はよかったし、打撃でもパンチ力がついた。大学生のショートではトップクラス」
山城 京平(亜細亜大学)
ラスト7人目は、亜細亜大の山城投手です。
山城投手は身長174cm、体重71kgと小柄ながら、
最速154キロのストレートを持つ本格派スリークォーター左腕です。
しなやかなフォームから速球とスライダー、カーブ、チェンジアップなど
多彩な変化球を操る、緩急を使った投球が特徴的で
大学通算の与四死球率は6.85と高めではありますが、
被打率は.162と非常に低く、多くの三振も奪っています。
彼の最大の特徴はなんと言っても、左腕から放たれる最速154キロの快速球です。
ゆったりとしたフォームから投げるストレートにはキレがあり、
明治大学の捕手・小島大河選手も「真っすぐが強くてビックリした。ボールが微妙に動く」と驚くほどです。
左腕でここまでの直球を投げる日本人選手はNPBでも珍しいですから
持っているポテンシャルを高く評価する球団があってもおかしくないでしょう。
今年の春季リーグでは、7試合に出場し防御率1.39と最優秀防御率のタイトルを獲得。
見事、侍ジャパンの大学日本代表に選出されました。
先日行われた日米大学野球選手権では、第4戦で救援登板し
制球が定まらず途中交代とはなってしまいましたが、
貴重な国際試合の経験を積むことができました。
課題の制球力をプロのスカウトがどう判断するかは意見が分かれそうですが、
個人的には高く評価する球団はあると予想しています。
スカウトコメントは最新のものがなかったので割愛します。
まとめ
以上、ドラフト1位の12名を予想してみましたが、いかがだったでしょうか。
まだ甲子園も終わってないため高校生が石垣投手以外入っていませんが
1ヶ月後や2ヶ月後にはまた序列が変わっているかもしれません。
立石選手の一強感はいまだに拭えませんが、
松下選手や中西投手、齊藤投手などが日米野球で評価を上げてきており
誰に指名が集中するかわからなくなってきました。
今回あげた選手以外にも、
高校生では、大阪桐蔭の森投手や健大高崎の佐藤投手、
大学生では明治大の毛利投手、東北福祉大の堀越投手、
日本大の谷端選手、仙台大の渡邉投手と平川選手、
社会人では鷺宮製作所の竹丸投手、トヨタ自動車の増井投手、エネオスの村上選手
この辺りの選手もドラフト1位候補に挙がってくると予想されます。