開幕戦を決めた7回の投球
今秋ドラフト上位候補に挙がる最速155キロ右腕の藤原聡太。3年秋にリーグ最多に並ぶ1試合18奪三振を記録した相手との対戦で、今回は6奪三振に終わった投球を振り返り、「三振ではリズムが生まれない。フライを打たせるなど、出来る限り野手にもボールに触れてもらうことでリズムを出そうと思った」と狙い通りの投球でコールド勝利につなげた。
力感を抑えた投球ながら、最速は153キロを計測。4日にプロ志望届を提出予定で、ドラフト指名を受ければ同大学プロ1号となる。「自分だけの夢じゃない」と意気込む姿勢が、投球にも表れていた。
スカウトの評価
NPB6球団が集結する中、ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは177センチの右腕について「細身だが、腕は振れていて潜在能力もあり、球が強い。(現役では)小さな則本みたい」と評価した。
奥本保昭監督は「"プロへのアピールではなく勝てる投球をします"と言っていた。今日は8割ぐらいの力感に見えたけど、状況に応じた投球ができるようになったと思います」と成長を認めた。
遊撃手から投手への転向
藤原聡太は高校で遊撃手から投手に転向し、大学で大きく球速を伸ばした。水口高校では1年秋に背番号6でベンチ入りし、2年秋から背番号1を背負った。花園大では1年春からリーグ戦に登板し、2年春に全日本大学野球選手権に出場するなど着実に実績を積み上げてきた。
遠投115m、50m6秒1の身体能力を持ち、フィールディングにも定評がある。細身ながらも最速155キロを誇る右腕は、プロ志望を公言しており、今秋のドラフト会議での指名が期待される。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 藤原聡太(ふじわら そうた) |
| 学年・年齢 | 4年生・21歳 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 177cm・71kg |
| 出身校・チーム | 水口高校→花園大学 |
| 最速球速 | 155km/h |
| 得意球・プレースタイル | ストレート、スライダー、カーブ、チェンジ、スプリット |
| 主な実績 | 3年秋にリーグ最多タイ18奪三振、2年春全日本大学野球選手権出場 |
今秋初登板をNPB6球団のスカウトが視察した中、「周りからはドラフトが2カ月後にあるという見られ方をすると思うけど、このチームで神宮に行くことだけを考えて、チームの勝利に貢献したい」と冷静に意気込んだ。プロへの道筋が見えてきた右腕の今後の活躍が注目される。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2025年9月1日 - 最速155キロ花園大・藤原聡大7回無失点6Kで勝利貢献
- Yahoo!ニュース 2025年9月1日 - 秋初戦に6球団熱視線 花園大155キロ右腕が7回零封