菰田陽生とのスーパー対決
初回先頭から2者連続三振で迎えたのは、山梨学院の超大型二刀流・菰田陽生だった。岩見輝晟は1学年上のスーパーな存在に対して真っ向勝負し、最後はこの日最速だった140キロの内角高め速球で空振り三振に仕留めた。左投げ左打ちの岩見輝晟は187センチ、78キロとスケール感十分で、菰田陽生は194センチ、100キロの大型二刀流。高校球界では規格外の対決となった。
スタミナ不足を痛感した初先発
「初回はいい投球ができたけど、どんどん球速も落ちていって、自分にスタミナがないことがわかった」と岩見輝晟は体力不足を痛感した。さらに硬いマウンドで左脚の「小指が痛くなって」制球重視に切り替えざるを得なかった。8回、降板後に移った右翼の守備ではバックホームで大悪送球。「やらかしました…」と反省の多い神宮デビューとなったが、強豪相手に4安打しか許さず、7回2/3を4失点(自責3)で8奪三振を記録した。
憧れの九国で目指す頂点
福岡市の席田中1年のとき、九州国際大付が甲子園行きを決めた県大会決勝を観戦。「かっこいいなと思った」と憧れを抱いた。岩見輝晟は県外の強豪からも誘われたが、憧れの「九国(きゅうこく)」に進学。逆転サヨナラ勝ちで4強進出を決めた1年生は「この大会で優勝して、冬練でスタミナをつけてセンバツでも優勝したい」と今後の自身の成長に目を向けた。
スカウトが期待する将来性
MAX144キロの柔らかくしなる左腕から繰り出される速球は切れ味十分だ。九州担当の中日・三瀬スカウトも「まだ体が華奢なので、これからもっとスピードも出てくると思う。楽しみしかない」と成長を見守っている。将来性豊かな岩見輝晟には、NPBだけでなく大リーグ球団からも熱い視線が注がれている。
選手情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 岩見輝晟(いわみ らいせ) |
| 学年・年齢 | 高校1年 |
| ポジション | 投手・外野手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 187cm・78kg |
| 出身校・チーム | 九州国際大付高校 |
| 最速球速 | 144km/h |
| 得意球・プレースタイル | 柔らかくしなる左腕から繰り出される切れ味十分な速球が持ち味のスーパー1年生左腕 |
| 主な実績 | 2025年明治神宮大会準々決勝で神宮初先発、7回2/3を4失点(自責3)で8奪三振 |