甲子園で注目された石垣を再評価
指名候補選手の内訳は高校生が4割、大学・社会人が6割となった。甲子園でも注目を集めた最速158キロ右腕の石垣元気について、大渕隆スカウト部長は高い評価を示した。
「(上位に)含まれています。甲子園でもっと見たかったです。ただU18の代表に選ばれると思うので、そこでも見られる。むしろ本人が不完全燃焼じゃないかなという気がしました」
健大高崎の初戦敗退により、石垣の甲子園での投球を十分に見ることができなかった大渕部長だが、その将来性への期待は変わらない。U18日本代表での活躍に注目している。
北海道関係選手も複数リストイン
北海道関係では石垣のほか、二刀流の資質を備えた窪田洋祐投手(札幌日大高3年)、最速159キロ右腕の工藤泰己投手(北海学園大4年)ら5、6人がリストに含まれている。
窪田は186センチ88キロの恵まれた体格から最速148キロの直球を投げ、野手としてもスイング速度164キロを誇る二刀流選手。工藤は高校1年秋から投手を始め、大学4年春のオープン戦で159キロを計測した注目株だ。
また、1位候補には創価大4年の立石正広内野手も挙がっている。右のスラッガーとして評価を受けているという。
佐々木麟太郎はリスト外
一方で、今年からNPBドラフトの指名対象となる米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20、花巻東高出身)については、現時点でリストに含まれていない。栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは「リストアップはしていない」と明言した。
佐々木は来年7月のMLBドラフト指名対象の条件も満たしており、栗山氏は「一人一人の人生にとって何がいいのかというのは考えながら進めている。一人一人の選手にとって、どうするのが一番いいのかは当然、考えている」と選手の将来を第一に考える姿勢を示した。
高校生野手に課題も
大渕部長は今年のドラフト候補について「(例年と比べ)高校生はちょっと少ない。突出した野手が結果としていない。(順位付けが)上の方の野手が少ないという気がします」と分析。
甲子園に出場した選手の中で新たにリストアップした選手もほぼおらず「基本的に(これまで)見ている選手の確認になったので、あまり新たなことはなかった」と振り返った。
選手基本情報
石垣元気(健大高崎高)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 石垣元気(いしがき げんき) |
| 学年 | 3年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長 | 182cm |
| 体重 | 88kg |
| 出身 | 北海道登別市 |
| 最速球速 | 158km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー |
| 主な実績 | プロ志望届提出 U18日本代表候補 |
窪田洋祐(札幌日大高)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 窪田洋祐(くぼた ようすけ) |
| 学年 | 3年生 |
| ポジション | 投手・外野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長 | 186cm |
| 体重 | 88kg |
| 出身 | 北海道 |
| 最速球速 | 148km/h |
| 特徴 | スイング速度164km/h 二刀流選手 |
工藤泰己(北海学園大)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 工藤泰己(くどう たいき) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長 | 175cm |
| 体重 | 82kg |
| 出身 | 北海道 |
| 最速球速 | 159km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、カット、カーブ、フォーク |
まとめ
ドラフト会議まで残り2か月余り。日本ハムの指名戦略が注目される。
参考記事
- 道新スポーツ 2025年8月22日 - 日本ハムスカウト会議報道
- スポニチアネックス 2025年8月22日 - 日本ハムスカウト会議詳報