運命のドラフト会議まで約1カ月
2年ぶりのリーグ優勝を決めた虎が熱視線を送っているのが、佐藤輝、森下に続くスラッガー候補だ。同1位候補の創価大・立石は今春リーグ戦で打率・400、5本塁打、16打点をマーク。ドラ1評価にたがわぬ実力を見せつけた。
既にプロ志望届も提出。8月初旬のオープン戦で負った右足首の靱帯損傷からも復帰を果たしており、本番では競合必至とみられる。
立石以外のスラッガー候補もリストアップ
その中で、立石以外のスラッガー候補もリストアップ。強打の三塁手である法大・松下は、日米大学野球選手権で打率・318、1本塁打、5打点の成績を残し、MVPに輝いた。
仙台大・平川も187センチの大型スイッチヒッターとして注目を集める。大学日本代表にも選ばれ、7月の練習試合では左右の打席で安打をマーク。阪神・葛西スカウトは「走攻守でバランスが取れていて、左も右も長打が期待できる」と高評価していた。
今季の虎の長打力
今季の虎は、長打力も武器だった。甲子園を本拠地としながら、ここまでリーグ3位の90本塁打を記録。そのうち佐藤輝がリーグトップ39本塁打でキングを独走中。森下もキャリアハイの23本塁打。大山も23日・DeNA戦でケイから12号ソロを放ち、健在ぶりを見せつけた。
ただ、佐藤輝と森下は将来的なメジャー挑戦の希望を公言。大山は来季32歳シーズンを迎える。今季のチームを見渡せば、高卒4年目・中川が2本塁打を放ちパンチ力を示したが、同4年目・前川は65試合出場にとどまり、昨季3本塁打の同6年目・井上とともに、ここまでノーアーチ。
次世代スラッガーの育成が急務
"ドラ1クリーンアップ"でチーム本塁打数の80%以上を占める中、次世代を担うスラッガーの育成は急務と言える。
さらに、27年シーズンからセ・リーグにもDH制導入が決まり、野球は大きく変わる可能性がある。嶌村聡球団本部長が「既存の選手との兼ね合いも含めて、取ってくる選手もいろんな想像はできる」と見解を述べていたように、ドラフト戦略にも影響必至の情勢だ。
チームが変革期を迎える中、他の候補選手として青学大・小田、立大・山形、上武大・西原、大院大・エドポロなど魅力的な長距離砲タイプがそろう。"ポスト・サトテル"の育成へ、虎がスラッガー獲得に本腰を入れる。
選手基本情報
松下歩叶
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 松下歩叶(まつした あゆと) |
| 年齢 | 22歳(2003年4月14日生まれ) |
| ポジション | 二塁手、三塁手、遊撃手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 181cm・85kg |
| 出身校 | 桐蔭学園 |
| 所属 | 法政大学 |
| 身体能力 | 50m走6秒1 |
| プレースタイル | 法政大学硬式野球部に所属する右投右打の内野手で、身長181cm、体重85kgの恵まれた体格を持つ。主に三塁手や二塁手を務め、高校時代には遊撃手も経験している。長打力と勝負強さが松下選手の最大の特長だ。ストレートや変化球を苦にしない巧打の内野手であり、攻守両面で安定感があり、スピードも兼ね備える |
平川蓮
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 平川蓮(ひらかわ れん) |
| 年齢 | 21歳(2004年3月31日生まれ) |
| ポジション | 外野手、三塁手 |
| 投打 | 右投両打 |
| 身長・体重 | 187cm・91kg |
| 出身校 | 札幌国際情報 |
| 所属 | 仙台大学 |
| 身体能力 | 遠投70m、50m走5秒8 |
| プレースタイル | 身長187cm、体重91kgの右投げ両打ちの大型アスリート。50m走5秒8、遠投120mの俊足強肩を誇る。高校時代は最速145kmのエースで4番を務め、大学で野手転向、両打ちに挑戦。走攻守揃ったプロ注目の外野手兼三塁手 |
立石正広
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 立石正広(たていし まさひろ) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 三塁手、二塁手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 180cm・87kg |
| 出身校 | 不明 |
| 所属 | 創価大学 |
| 身体能力 | 50m走6秒07 |
| プレースタイル | 強打のスラッガーでありながら、俊足と強肩も兼ね備えたハイレベルな身体能力が持ち味 |