高い身体能力
「忍者の里」で知られる三重県伊賀市出身で、高い身体能力が魅力。右の先発タイプはチームの補強ポイントに合致し、"忍者右腕"が虎の恋人として浮上した。
藤原は忍者級ともいうべき高い身体能力を持つ。1メートル77、75キロの細身で最速155キロを誇る。投げるスタミナも秀逸。50メートル走6秒1の俊足で、鉄砲肩が繰り出す遠投は115メートル。
肉体で特に優れるのが「瞬発力を意識している」というジャンプ力で、台に飛び乗る「ボックスジャンプ」は、助走ありでトップアスリート並みの1メートル55を跳ぶ。
遊撃手から投手への転向
水口高では2年夏まで遊撃を守り、フットワークは軽い。当然、フィールディングもうまい。出身の三重県伊賀市といえば忍者で有名で、育った地域には「忍び」にゆかりがある神社仏閣が数多くある。藤原の運動センスとバネが効いた柔らかい投げ方は、故郷のシンボルを連想させる身のこなしだ。
標的を仕留めるようにして打者を封じてきた。昨秋のリーグ戦、明治国際医療大戦で連盟最多に並ぶ1試合18三振を奪った。力強い速球に加え、カーブとスライダーも切れがあり、高い奪三振率が最大のアピールポイント。
花園大初のNPB入りへ
花園大初のNPB入りへ、今は「ドラフト上位を勝ち取り、体が大きくなくても高い順位で行けることを示したい」という高い目標を持つ。
最速143キロだった球速は大学入学後に10キロ以上も伸びた。このダイヤの原石を視察するために、プロ野球選手の輩出数で関西の主要リーグに劣る京滋大学リーグに、各球団のスカウトが大挙押し寄せている。
阪神スカウトの高評価
阪神も熱心で、5月14日びわこ成蹊スポーツ大戦に5人態勢でチェック。当時、岡本洋介スカウトは「出力が高く、球も強い」と球質にほれ込むコメントを残していた。
タイブレークの延長戦になった9月14日のびわこ成蹊スポーツ大戦は、9回終了ノーヒットノーランの快投を演じた。うなぎ上りの他球団の評価を踏まえ、球団関係者は「上位でなければ獲れない」と見通しを語った。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 藤原聡大(ふじわら そうた) |
| 年齢 | 21歳(2003年11月20日生まれ) |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 177cm・71kg |
| 出身校 | 水口高校 |
| 所属 | 花園大学 |
| 最速球速 | 154km/h |
| 得意球 | スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット |
| 身体能力 | 遠投70m、50m走6秒1 |
| プレースタイル | 最速155キロを誇る細身の右腕投手。常時140~150キロ前後の直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジ、スプリットを操る。高校で遊撃手から投手に転向し、大学で大きく球速を伸ばした。遠投115m、50m6秒1の身体能力を持ち、フィールディングにも定評がある。プロ志望 |
| 主な実績 | 昨秋のリーグ戦で1試合18三振を奪う 9回終了ノーヒットノーランを達成 阪神スカウトから「出力が高く、球も強い」と高評価 大学入学後に球速を10キロ以上向上 ボックスジャンプで1メートル55を跳ぶ 花園大初のNPB入りを目指す 2年夏まで遊撃手としてプレー 2年春に全日本大学野球選手権に出場 京滋大学リーグで各球団スカウトが大挙押し寄せる 阪神の補強ポイントである右の先発タイプに合致 |
経歴
三重県伊賀市出身。小1から阿山ブルーファイヤーズで野球を始めて投手と遊撃手。中学では甲賀リトルシニアに所属。水口(滋賀)では1年秋に背番号6でベンチ入りし、2年秋から背番号1。京滋大学野球連盟の花園大では1年春からリーグ戦に登板し、2年春に全日本大学野球選手権に出場。