中1日での登板を志願
並々ならぬ覚悟がにじんでいた。藤原聡大は3回1死二塁のピンチを2者連続の3球三振で切り抜けると、雄たけびを上げた。
巨人や阪神など9球団のスカウトが集結する中、5回無安打無失点10奪三振の快投を披露した8日の1回戦から中1日。「チームを勝たせるために、自分に行かせてください」と登板を志願した。この日、スカウトの姿はなかったが、5回無失点と有言実行のマウンドだった。
完璧を求める姿勢
2試合連続の10奪三振にも、「四球が2つあった。無駄な走者を出したことがピンチにつながったと思う」と満足はしていない。今秋は3試合で17イニングを投げ、26K。奪三振率は驚異の13.76だが、より良い投球を追い求めている。
最速155キロを誇る細身の右腕投手として、常時140~150キロ前後の直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジ、スプリットを操る。藤原聡大の完璧を求める姿勢が、この驚異的な記録を生み出している。
メンタル強化の取り組み
常に落ち着いて自分と向き合えているのには理由がある。毎晩寝る前に、幕末の思想家・吉田松陰の名言を集めた「覚悟の磨き方」を2ページ読むことを習慣にしている。2年夏に右肘の炎症を起こしてから「メンタルがしっかりしていないとチームにいい影響を与えられない」と考えが変わった。
高校で遊撃手から投手に転向し、大学で大きく球速を伸ばした。藤原聡大は遠投115m、50m6秒1の身体能力を持ち、フィールディングにも定評がある。チームの精神的な支柱に成長したプロ注目右腕が、同大学初の秋季リーグ優勝へと腕を振り続ける。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 藤原聡大 |
| 読み方 | ふじわら そうた |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 177cm・71kg |
| 出身校 | 水口高校→花園大学 |
| 出身地 | 三重県 |
| 最速球速 | 155km/h |
| 得意球 | スライダー、カーブ、チェンジ、スプリット |
| 主な実績 | 今秋3戦17イニング26K(奪三振率13.76) 東京ドームで152km計測 遠投115m、50m6秒1の身体能力 |
| 特徴 | 最速155キロを誇る細身の右腕投手。高校で遊撃手から投手に転向し、大学で大きく球速を伸ばした。フィールディングにも定評があり、プロ志望 |