延長11回の決勝点
7-7で迎えた延長11回1死満塁から押し出し四球で決勝点を奪った法大。13日の初戦が引き分けに終わって迎えた第2日で、死闘の末に先勝を収めた。
松下歩叶はこの日1安打1打点3出塁と、主将としてチームを牽引した。初回1死一、三塁では初球を中前にはじき返して1点を先制した。
「初球を振れる準備っていうのをずっとしているので、それがたまたまその結果になっただけ」
控えめな言葉ながらも、「その準備で引き続きやっていきたい」と気を引き締めた。
スカウト陣の評価
この日は巨人、DeNAなどNPB6球団のスカウトが球場に駆けつけた。巨人・斉藤スカウトは背番号10を「右の大型内野手で、長打が光るバッター」と評価した。
長打力と勝負強さが松下選手の最大の特長だ。ストレートや変化球を苦にしない巧打の内野手であり、攻守両面で安定感があり、スピードも兼ね備える。
特にチャンスの場面に強く、「どんな形でも絶対に点を取ろうという気持ちで打席に入り、強気に振れる準備と練習を常に心がけている」と自身で語っている。
ドラフト1位指名への意気込み
本人も「ドラフトで1位指名していただくところを目標に1年間やってきた」と10月のドラフト会議に向け決意を示した。
過去のホームランは全てレフト方向だったが、現在はセンターから右方向への強い打球を打つ技術も磨き、広角に長打が打てる打者を目指している。自身の打撃を「正解がない奥深いもの」と捉え、常に追求し進化を求めている。
守備では、柔らかいグラブさばきと強肩が光り、三塁手としての安定感も高く評価されている。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 松下歩叶(まつした あゆと) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 二塁手、三塁手、遊撃手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 181cm・85kg |
| 出身校 | 桐蔭学園高校 |
| 得意球 | 長打力、勝負強さ、コンタクト能力 |
| 主な実績 | 日米大学野球MVP 東京六大学リーグ通算11本塁打 2年秋から3季連続ベストナイン |