ピンチで見せた火の玉ストレート
4回2死満塁。中野大虎が初めて迎えたピンチで「火の玉ストレート」がうなる。5連続で直球を投げ込み、スピンの効いた142キロで見逃し三振。「打たれたのは直球やったんで、持ち味である強い真っすぐをピンチで出していけたのがよかったと思います」と信じ抜いていた。
勝てばスーパーラウンド進出が決まる一戦で最速145キロの直球を軸に5回を4安打無失点で9三振。2回の守備は雨天による中断もあったが「自分のリズムで投げられた」。11日から始まるスーパーラウンド3戦に向け先発としてアピールした。
大阪桐蔭のエースとして
「先発する時に今日勝てばスーパーラウンドが決まると分かっていた。大栄も(捕手で)初スタメンやったので、このバッテリーでしっかり勝ちきろうという話をして(マウンドに)上がりました。凄く良いピッチングになってよかったです」
名門・大阪桐蔭のエース、主将を務めた右腕は高卒プロ志望。この日はネット裏で阪神が竹内孝行球団本部副本部長ら4人体制で視察。ロッテの榎康弘スカウトディレクターは「勝負根性がある。直球に力があり、スライダーも切れがあった」と評していた。
阪神ファン一家の猛虎魂
タテジマのユニホームで躍動した。阪神ファン一家に生まれ「大虎」と名付けられた。母方の祖父は阪神の私設応援団に所属したほどの猛虎魂の後継者。前夜はホテルのテレビで2年ぶりの優勝の瞬間を見届けて「叫びながら(スマホで)動画を撮っていました」と理想の投手に挙げる藤川監督の胴上げを目に焼き付けた。
「この大会でレベルを1つ上げたい」と誓う中野大虎。世界一とプロ入りへ、魂の73球だった。
スカウトコメント
複数のプロ球団スカウトが視察する中、特に注目されたのは以下の評価だ。
- 「勝負根性がある。直球に力があり、スライダーも切れがあった」(ロッテ・榎康弘スカウトディレクター)
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 中野大虎 |
| 読み方 | なかの だいと |
| 学年 | 3年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 180cm・79kg |
| 出身校 | 大阪桐蔭 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 最速球速 | 149km/h |
| 得意球 | スライダー、カット、カーブ、チェンジ、フォーク |
| 主な実績 | 大阪桐蔭で主将を務め、強気の投球でチームを牽引 |
| 特徴 | 180cm79kgのプロ注目右腕。最速150キロの威力ある直球と多彩な変化球が持ち味 |