プレッシャーの中での集中力
14日の神宮球場で行われた駒澤大戦で、岩城颯空は先発マウンドに立った。チームが14-1で大勝する中、7回1失点という安定した投球を披露した。
試合後、岩城颯空は「いけるところまで、と思った。ドラフトは、普通(試合や練習以外)のときは意識してソワソワするけど、下(最下位)も見ないといけないので、集中した」と息をついた。
ドラフト会議を9日後に控え、プレッシャーがかかる状況でも集中力を保ち続けた左腕の精神的な強さが光った。
ロッテスカウトからの高評価
視察した5球団の中でも、特に注目されたのがロッテ・福沢スカウトのコメントだった。捕手出身で、通算95セーブを挙げた左投手・河本育之氏の球を現役時代に受けた経験を持つ福沢スカウトは、岩城颯空について具体的な評価を示した。
「河本のような球の質のいい左(投手)のイメージがある」と高く評価。捕手として実際に一流左腕の球を受けた経験を持つスカウトからの評価だけに、その言葉の重みは大きい。
先発適性をアピール
岩城颯空は身長181センチ、体重95キロのガッチリとした体格を持つ。この日はパワフルな直球にフォークボール、スライダーを交えた投球で、先発としての適性をプロ側にアピールした。
主にリリーフとして活躍してきた経歴を持つが、この試合では7回まで投げ抜く体力とスタミナを見せつけた。多彩な変化球を織り交ぜた投球術も、プロのスカウト陣に強い印象を残したようだ。
ドラフト会議への想い
チームが最下位に沈む厳しい状況の中でも、岩城颯空は個人の結果だけでなく、チーム状況にも気を配る姿勢を見せた。「下(最下位)も見ないといけない」という発言からは、チームへの責任感も感じられる。
ドラフト会議まで残り9日。この好投が最終的な評価にどう影響するか注目される。
選手基本情報
岩城颯空
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 岩城颯空 |
| 読み方 | いわき はくあ |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 180cm・88kg(記事では181cm・95kg) |
| 出身校 | 富山商業高校・中央大学 |
| 最速球速 | 152km/h |
| 得意球 | スライダー、フォーク、カーブ |
| 特徴 | ガッチリとした体格のプロ注目左腕。主にリリーフとして活躍し、高い奪三振率を誇る |
| プレースタイル | パワフルな直球と多彩な変化球を操る先発・救援両用タイプ |
5球団が視察する中での好投は、岩城颯空にとって大きなアピールとなった。特にロッテスカウトからの具体的な高評価は、ドラフト会議での指名に向けて追い風となりそうだ。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2024年10月14日 - プロ5球団視察の中大・岩城颯空、7回1失点と好投「集中した」/東都