雨水が浮くグラウンドでの圧巻ピッチ
雨水が浮いて照明が反射するグラウンドで、宮田卓亜が力強くほえた。悪天候の中でも「立ち上がりから順調にいけたので最高だと思います。緊張はなく、楽しめました。勝てたことが大きい。ほっとしました」と振り返った。
初戦で京都王者・龍谷大平安を倒した相手を序盤から圧倒。「気付いてはいた」と完全試合も頭をよぎったが、雨脚が強まった8回先頭に四球を与え、初めて走者を許した。9回も四球を与えたが、最後まで安打は許さず。
「とにかくストレートを入れることを考えました。できる限り力は抜いてやっていたので大丈夫でした」と自分の投球に徹した。悪天候で「投げにくかった」と苦笑いしたが、キレのある直球と鋭い変化球で的を絞らせなかった。
故障を乗り越えた左腕の成長
1年春からベンチ入りを果たすも度重なる故障に泣かされ、最速は137キロ。それでも青木尚龍監督(61)は「球の強さがある」と評する。今夏は故障した投手に代わって背番号1をつけたが今大会は11番。
「センバツは背番号1を取り返したい」と鼻息荒く甲子園に乗り込む。1年春から背番号20でベンチ入りし、着実に成長を遂げてきた左腕の存在感が、この日の快挙を支えた。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 宮田卓亜(みやた とあ) |
| 学年 | 2年生 |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 171cm・77kg |
| 出身校 | 神戸国際大付 |
| 最速球速 | 137km/h |
| 得意球 | スライダー、チェンジアップ |
| 主な実績 | 秋季近畿大会準々決勝ノーヒットノーラン 5年ぶりセンバツ出場決定 |
同じく4強入りした大阪桐蔭が2年ぶり、滋賀学園は2年連続の春切符が濃厚になった。神戸国際大付の5年ぶりセンバツ出場を支えたのは、故障を乗り越えて成長した左腕の存在だった。
参考記事
- 日刊スポーツ 2025年10月26日 - 神戸国際大付、5年ぶりセンバツ確実 宮田卓亜がノーヒットノーラン