2年連続で即戦力野手を1位指名
広島にとっては昨年ドラフト1位佐々木に続き、2年連続で野手の1位指名となる。今年も競合必至のアマナンバーワン打者の獲得に乗り出す形だ。
昨年は広島出身の宗山を5球団競合の末に逃した。立石を巡っても、宗山同様に複数球団の1位指名が見込まれる。一昨年に2球団競合で常広の交渉権を引き当てた新井監督が、3年連続で抽選に臨むことになりそうだ。
2年春に3冠王、侍ジャパンで4番も
立石は山口県防府市生まれで高川学園を経て、創価大に進学。1年春からベンチ入りし、秋からはレギュラーとなった。2年春には東京新大学リーグで打率5割、14打点、同リーグ最多タイの5本塁打を記録し、3冠王に輝いた。
強打が売りの右の内野手として3年で侍ジャパン大学代表に選ばれ、4番を務めたこともあった。今年の東京新大学春季リーグでは全12試合で5本塁打と16打点の2冠に輝き、2年連続で大学日本代表にも選ばれた。
若手野手の伸び悩みが目立った今季
今季、チームは15年ぶりの借金20を背負い、2年連続Bクラスとなる5位に沈んだ。開幕投手の森下が両リーグ最多14敗(6勝)と苦しみ、坂倉の不振も誤算だった。一方で昨春に当時プロ8安打で侍ジャパンに選出された田村を筆頭に、特に若手野手の伸び悩みが目立った。
同じ内野に、シーズン終盤に4番起用の英才教育を受けた昨秋ドラフト1位・佐々木がいるが、今後のチームを考えても若手野手の存在は必要不可欠だ。
最速公表で誠意を示す
今年も最速公表という形で誠意を示した。2022年は、広島が単独指名した斉藤を含め、事前公表とした9球団すべて交渉権を獲得。2023年は5球団が事前公表も、昨年は広島のみ。ただ、昨年は中村優を一本釣りしたヤクルト以外の11球団が競合という異例の展開に。今年も、立石争奪戦の行方が注目される。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 立石正広(たていし まさひろ) |
| 学年 | 4年生 |
| ポジション | 内野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 出身校 | 高川学園 |
| 所属 | 創価大学 |
| プレースタイル | 強打が売りの右の内野手。2年春には東京新大学リーグで打率5割、14打点、同リーグ最多タイの5本塁打を記録し、3冠王に輝いた。3年で侍ジャパン大学代表に選ばれ、4番を務めたこともある |
| 主な実績 | 1年春からベンチ入り、秋からはレギュラー 2年春に東京新大学リーグ3冠王(打率5割、14打点、5本塁打) 3年で侍ジャパン大学代表に選出、4番を務める 今年の東京新大学春季リーグで2冠(全12試合で5本塁打、16打点) 2年連続で大学日本代表に選出 広島スカウト部長「近い将来の中軸、4番の候補」と評価 複数球団の1位指名が見込まれる |