7月11日の南北海道大会1回戦で札幌日大が北海道栄を3-1で破り、5年連続8強入りを果たした。注目の的だったのは、U-18日本代表候補で最速148キロ右腕の窪田洋祐(3年)は日本ハム栗山英樹CBOら6人体制で視察する中、今大会初の先発マウンドに上がった窪田が6回2/3を5安打1失点で試合を作った。
投打で魅せた規格外の実力
この試合で窪田は投手としての安定感を見せつけた。序盤から出力を抑えて丁寧な投球を披露し、出塁を許しても3併殺で切り抜けるなど、5回を打者15人で料理。冷静な投球運びで相手打線を封じた。
野手としても4回の攻撃で失策により出塁後に盗塁を決め、5番・浅井直人の左前打で二塁から一気にホームイン。50メートル6秒台前半の俊足と抜群の身体能力を存分に発揮した。
規格外の身体能力を誇る逸材
窪田の最大の武器は、その規格外の身体能力にある。垂直跳びは6月に1センチ更新して89センチに到達し、スイングスピードは最速164キロ、50メートル走は6秒台前半で駆け抜ける。185センチ、88キロの恵まれた体格から生み出されるパワーは圧倒的で、合宿最終日には木製バットでスタンドインを記録するなど、野手としての能力も一級品だ。
昨秋の全道大会では12打数6安打の活躍を見せ、外角球をしっかりと巻き込んで左中間へ鋭い打球を飛ばす技術も兼ね備えている。
高校日本代表候補強化合宿で評価急上昇
今春の高校日本代表候補強化合宿で、窪田の投手としての評価は一段と高まった。昨秋の全道大会では腕の振りが外回りになり、リリースポイントも乱れていたが、冬場のフォーム改善により劇的な変化を遂げた。合宿では常時140キロ〜145キロを連発し、平均球速は140.2キロをマーク。テークバックの動きがスムーズになり、リリースポイントも安定して低めに伸びるストレートは見応え十分だった。
130キロ近いスライダーやフォークの精度も高く、直球でストライク先行し、要所でフォークで打者を仕留める投球パターンを確立。荒々しさがなく、実戦力の向上が顕著に現れている。
高卒プロへの道筋
窪田は高校卒業後のプロ入りを目指しており、投打両方で魅力があるものの、専門家の見解では投手としての活躍が期待される。フォームの改善により実戦力が向上し、変化球の使い方も器用でセンスの高さを感じさせる。
夏の大会での更なる活躍次第では、ドラフト上位指名の可能性も十分にある。地元・日本ハムをはじめ、多くの球団が注目する逸材として、今後の動向に注目が集まっている。
スカウトコメント
日本ハム・栗山英樹CBO
- 「北海道の選手たちというのは、素材感のある選手がいっぱい出てきている。こっちも丁寧に見ているつもり。窪田君は(投打)どっちもどっち。ストライクを取らなきゃいけないっていうときに体をうまく合わせていくとか、そこに持っていく感覚は持ってんいるんだなみたいなところはある。体の強さとか体の柔らかさとか、能力が高くないとそれはできない。そういうものは今日の試合みたいにできるので、そういうことが強く表現されてる」
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 窪田洋祐(くぼた ようすけ) |
| 学年 | 3年生 |
| 年齢 | 18歳 |
| 生年月日 | 2007年7月31日 |
| ポジション | 投手・外野手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長 | 185cm |
| 体重 | 88kg |
| 出身校 | 札幌日大高校 |
| 最速球速 | 148km/h |
| 得意球 | ストレート、スライダー、フォーク |
| 身体能力 | 垂直跳び89cm、スイングスピード164km/h、50m6秒台前半 |
| 主な実績 | 高校日本代表候補、全道大会出場 南北海道大会8強(5年連続) |
参考記事
- 高校野球ドットコム 2025年4月24日 - 高校日本代表候補の強化合宿で評価急上昇
- スポーツ報知 2025年7月11日 - 日本ハム6人体制で視察
- 道新スポーツ 2025年7月11日 - 栗山CBO評価コメント
- Yahoo!スポーツ 2025年7月11日 - ドラフト候補プロフィール