攻守でチームを牽引する捕手
1回2死二塁で左前打を放つなど、鋭いスイングを披露した渡部海。2回に初安打を許した走者の盗塁を刺し、2-0の7回2死三塁では一塁ベンチに突っ込みながら邪飛を好捕。「中西さんから『点をやらないぞ』という球の力を感じた」とエースの気迫に応えた。180センチ、88キロの恵まれた体を生かしたパワーあふれる打撃と、マスクをかぶれば矢のような二塁送球。1秒8台を計測する「海キャノン」で、攻守に高いレベルを持つ大学日本代表捕手として評価されている。
阪神が1位指名の筆頭候補としてリストアップ
阪神が来秋のドラフト会議に向けて、渡部海を1位指名の最上位候補としてリストアップしていることが明らかになった。球団関係者は「非常にレベルが高い捕手。どの球団も1位候補としてリストアップしているだろうが、競合覚悟で指名する価値がある選手だと思っている」と語った。大阪・住吉区出身で、智弁和歌山高では1年夏からベンチ入りし、2年夏に全国制覇。高校通算38本塁打を記録し、青学大では昨年の秋季リーグで打率・356、1本塁打、9打点でMVPを受賞。今秋も正捕手として、6季連続18度目の優勝に貢献した。
智弁和歌山でバッテリーを組んだ中西聖輝と
智弁和歌山高でもバッテリーを組んだ中西聖輝が完投勝利を挙げた。渡部海は「1位指名で行きたいっていう、そういう気持ちになりました」と語り、下村(阪神)、常広(広島)らともにプレーした先輩がプロの道を進んでおり「一球入魂で、無駄にすることなくやっていく伝統を自分も引き継いでいきたい」と力を込めた。大会連覇まであと2勝とし、「連覇というよりも、このチームで日本一になりたい」と語る。4年生と戦う最後の大会に懸ける思いは人一倍強い。
選手情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 渡部海(わたべ かい) |
| 学年・年齢 | 大学3年・21歳 |
| ポジション | 捕手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 180cm・88kg |
| 出身校・チーム | 智弁和歌山高→青山学院大 |
| 最速球速 | ー |
| 得意球・プレースタイル | 強肩強打のプロ注目捕手。高校通算38本塁打の右打者で、振り切るスイングが特徴。二塁送球1秒8台を記録する素早いスローイングで盗塁を阻止 |
| 主な実績 | 2025年明治神宮大会準々決勝で攻守で躍動、準決勝進出に貢献、高校時代に甲子園優勝、大学でも1年春から正捕手としてリーグ優勝や全国大会優勝に貢献 |