横浜高校トリオが中軸で機能
打順が何番でも、やるべきことは変わらない。3回、敵失で1点を先制し、さらに無死三塁。奥村凌大はバットを短く持ち、浮いたカーブを鋭く振り抜いた。打球は中前に転がる。2点目だ。
3番・為永皓、4番・阿部葉太と横浜トリオが並ぶ中軸。横浜では1番打者だったが、5番の重責を見事に果たした。
「今まで3年間やり続けてきたメンバーなので、安心感はある。横浜の3人が並んでいるのは、すごくいいことなのかなと」。5回1死でも中前打を放ち、マルチ安打の活躍を見せた。
俊足巧打と状況判断に優れた守備
俊足巧打と状況判断に優れた守備が売りの名手。小倉全由監督(68)は木製バットへの対応に加え「しつこさとうまさがある」とクリーンアップの一角を託す。奥村凌大も「バットを少しでも短く持って、ミートに徹しています」と打撃スタイルは不変。打席に入る前はベンチやネクストでタイミングを取り、国際大会特有の動く球に適応している。
2学年上緒方に憧れ
愛知・瀬戸市出身。2学年上の緒方漣内野手(国学院大)に憧れ、横浜の門をたたいた。8月31日、大学日本代表との壮行試合でヒットを放つと「ナイスバッティング。世界一を取れよ」と激励された。緒方は23年の前回大会で世界一に貢献し、MVPに輝いた。「緒方さんを超えることを意識したい」と夢を描いた。
この日は横浜の新チームが初の公式戦に臨み、浅野に大勝発進した。「春は全員で優勝旗を返しに行くと言っている中、初戦を10-0の5回(コールド)で終わらせたのが素晴らしい」と結果もチェック済みだ。その背中に憧れる後輩たちのためにも、世界の頂点を奪い取る。
左腕3人が完封リレー
先発した下重賢慎ら左腕3人が2安打の完封リレーを見せた。U-18W杯のキューバ戦は8年ぶり5度目。4連勝で通算4勝1敗となった。
選手基本情報
奥村凌大
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 奥村凌大 |
| 読み方 | おくむら りょうた |
| ポジション | 二塁手 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長・体重 | 169cm・75kg |
| 出身校 | 横浜高校 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 主な実績 | 昨秋の明治神宮大会V、今春センバツV、今夏の甲子園8強に貢献 |
| 特徴 | 俊足を生かした広い守備範囲と堅実な守備を誇る内野手 |
下重賢慎
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 下重賢慎 |
| 読み方 | しもしげ けんしん |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 左投左打 |
| 身長・体重 | 182cm・82kg |
| 出身校 | 健大高崎 |
| 出身地 | 北海道 |
| 最速球速 | 145km/h |
| 得意球 | スライダー、カット、カーブ、ツーシーム |
| 特徴 | 健大高崎高校のプロ注目左腕。182cm87kgの体格から最速145キロの直球を投げ込むスリークォーター |
阿部葉太
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 選手名 | 阿部葉太 |
| 読み方 | あべ ようた |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長・体重 | 179cm・85kg |
| 出身校 | 横浜高校 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 遠投 | 100m |
| 50m走 | 5.90秒 |
| 特徴 | 愛知県出身、179cm85kgの右投げ左打ち外野手。遠投100m、50m5秒9の俊足強肩 |