大学侍主将としてMVP獲得
今夏の日米大学野球選手権で大学日本代表の主将を務めた松下歩叶は、チームをまとめ上げてMVPを獲得する活躍を見せた。
181センチ85キロの右投げ右打ちの大型三塁手として、法政大でも主将を務める。リーダーシップと実力を兼ね備えた選手として、プロのスカウト陣からも高い評価を受けている。
法政大でも主力として活躍
法政大では1年時からベンチ入りを果たし、着実に成長を重ねてきた松下歩叶。リーグ通算12本塁打(22日現在)を記録し、3度のベストナイン(2度は三塁手)に選出された実績を持つ。
主に三塁手や二塁手を務め、高校時代には遊撃手も経験している内野のユーティリティプレーヤーとしての価値も高い。
神奈川出身でベイスターズJr経験
松下歩叶は神奈川出身で、小学生時代はベイスターズJrにも所属した縁がある。DeNAにとっては地元出身の有望株を獲得できるチャンスでもある。
この縁もあり、獲得できれば今年12月で37歳を迎える宮崎敏郎の後釜として期待が大きい。宮崎と同じ右打ちの内野手として、チームの中軸を担える存在になる可能性を秘めている。
相川監督「中長期なところも見ないといけない」
横浜市内で最終のスカウト会議を終えた相川亮二新監督は「バッテリーは絶対に必要だが、中長期なところも見ないといけない」と説明した。
宮崎敏郎の後継者探しという中長期的な視点での補強を重視する姿勢を示している。松下歩叶はまさにその条件に合致する選手と言える。
立石競合を避ける戦略
「できれば(クジを)引きたくない」と相川監督は語り、同じ右打ち内野手で複数指名を予想される創価大・立石正広の競合を避ける可能性が高いことを示唆した。
立石正広は広島が1位指名を公表しており、複数球団の競合が予想される。DeNAとしては確実に獲得できる松下歩叶を狙う戦略的判断と見られる。
抽選なら「左手で引く」
万が一抽選になった場合は、相川監督自らクジを引く予定。「素晴らしい投手を(ミットで)受けてきた左手で引く」と予告し、現役時代の経験を活かした縁起担ぎを披露した。
捕手出身の相川監督らしいエピソードで、チームへの思いの強さがうかがえる。
ポスト宮崎の有力候補
宮崎敏郎は長年にわたってDeNAの三塁を守り、打撃でもチームの中軸を担ってきた。その後継者として松下歩叶は理想的な条件を備えている。
大学日本代表での主将経験、法政大での主将としてのリーダーシップ、そして神奈川出身という地元愛。技術面だけでなく、人間性の面でもチームにフィットする可能性が高い。
選手基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 松下歩叶(まつしたあゆと) |
| ポジション | 二塁手・三塁手・遊撃手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 身長・体重 | 181cm・85kg |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 出身校 | 法政大学 |
| ドラフト年度 | 2025年 |
| 主な実績 | 大学日本代表主将・MVP 法政大主将 リーグ通算12本塁打 ベストナイン3度受賞 小学時代:ベイスターズJr所属 |
DeNAにとって松下歩叶の獲得は、即戦力確保と将来への投資を両立できる理想的な補強となる。相川監督の戦略的判断が功を奏するか、ドラフト会議での動向に注目が集まる。
参考記事
- Yahoo!ニュース 2025年10月23日 - DeNA"ポスト宮崎"期待!法大・松下を一本釣りも