甲子園決勝を投げた2人が再び
今夏の甲子園決勝で日大三を下した際、先発は新垣有絃、8回途中から末吉良丞がマウンドに上がり、1失点の好投で優勝を決めた。その時はチームメートとして戦った2人が、今度は敵として向き合うことになる。
報道によると、県選抜の監督は沖縄尚学の比嘉公也監督が務める。ヘッドコーチには宜野湾の大蔵宗元監督、コーチには興南の島袋洋奨コーチ、宜野座の宮城岳幸監督が名を連ねた。
沖縄尚学から6人が選出
県選抜には新垣のほか、沖縄尚学から捕手の宜野座恵夢選手(3年)、内野手の眞喜志拓斗選手(3年)ら計6人が選ばれている。春の選抜にも出場したエナジックスポーツからも5人が名を連ねるなど、県内の強豪校から精鋭が集まった。
投手陣では新垣のほか、エナジックスポーツの久高颯(3年・左投左打)、福本琉依(3年・右投左打)、興南の比嘉澄久(3年・左投左打)ら8人が選出された。捕手は宜野座恵夢とエナジックスポーツの山城幹大(3年)の2人体制となる。
注目の投げ合いに期待
甲子園での活躍で一躍全国区となった沖縄尚学の2年生投手陣。末吉は夏の甲子園で5試合に登板し、決勝では先発として6回2/3を2失点に抑える投球を見せた。一方の新垣は決勝で8回途中から登板し、1失点で試合を締めくくった。
両投手とも右投げだが、投球スタイルは対照的だ。末吉は最速145キロの直球と多彩な変化球を武器とする技巧派。新垣は力強いストレートが持ち味で、ピンチでの勝負強さに定評がある。
沖縄県選抜メンバー
県選抜の20人は以下の通り。
【投手】
- 久高颯(エナジック3年/左投左打)
- 新垣元基(宜野座3年/右投右打)
- 福本琉依(エナジック3年/右投左打)
- 新垣有絃(沖縄尚学2年/右投右打)
- 村吉球次(美来工科3年/左投右打)
- 比嘉澄久(興南3年/左投左打)
- 大城颯斗(宜野座3年/右投右打)
- 鈴木蔵人(沖縄水産3年/左投左打)
【捕手】
- 宜野座恵夢(沖縄尚学3年/右投右打)
- 山城幹大(エナジック3年/右投右打)
【内野手】
- 金城拓篤(糸満3年/右投左打)
- 比嘉大登(沖縄尚学3年/右投右打)
- 安谷屋春空(沖縄尚学3年/右投右打)
- 眞喜志拓斗(沖縄尚学3年/右投右打)
- 新垣瑞稀(沖縄尚学3年/右投左打)
- イーマン琉海(エナジック3年/右投左打)
- 山名陽彩(興南3年/右投右打)
【外野手】
- 砂川誠吾(エナジック3年/右投右打)
- 東成(宜野座3年/左投左打)
- 譜久里樹(沖縄工業3年/右投左打)
次世代を担う逸材たち
この壮行試合は、9月に沖縄県で開催される「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」に向けた侍ジャパンU18の調整試合として位置づけられている。高校日本代表には末吉のほか、全国の強豪校から選ばれた精鋭が名を連ねる。
県選抜との対戦は、代表チームにとって本番前の重要な実戦機会となる。地元沖縄の観衆の前で、どのような戦いを見せるかに注目が集まる。
選手基本情報
| 項目 | 新垣有絃 | 末吉良丞 |
|---|---|---|
| 名前 | 新垣有絃(あらがき ゆいと) | 末吉良丞(すえよし りょうすけ) |
| 学年 | 2年生 | 2年生 |
| ポジション | 投手 | 投手 |
| 投打 | 右投右打 | 左投左打 |
| 背番号 | 11 | 1 |
| 出身校・チーム | 沖縄尚学高校 | 沖縄尚学高校 |
| プレースタイル | 力強いストレート、勝負強さ | 技巧派、多彩な変化球 |
| 主な実績 | 夏の甲子園優勝(リリーフ) | 夏の甲子園優勝(先発) 侍ジャパンU18選出 |
甲子園制覇の立役者同士による夢の対決。沖縄の野球ファンならずとも見逃せない一戦となりそうだ。
参考記事
- 日刊スポーツ 2025年8月25日 - 沖縄尚学・新垣有絃が沖縄県選抜に選出
- 日テレNEWS NNN 2025年8月25日 - 高校日本代表と激突する沖縄選抜メンバー発表