早大のアスリート選抜入試の合格発表が1日に行われ、阿部葉太がスポーツ科学部スポーツ科学科に合格した。阿部葉太は関係者を通じ「大学でも日本一を目指し、東京6大学の歴史に名が刻めるような打者になりたいと思います」とコメントした。
プロ1位指名級の実力
準優勝した今夏のU18W杯では高校日本代表の主将を務めたリーダーシップの持ち主。今年の春、夏甲子園の9試合で打率・421を残した強打と好守を備える世代No・1外野手だ。プロ志望届を提出すれば1位指名が濃厚だったが、大学の4年間で腕を磨くことを選択していた。
U18W杯中にスポニチ本紙の取材に応じた阿部葉太は進路について「もう最初からというか、高校に入る段階で大学に行ってみたいという思いがありました。高卒プロを目指すために横浜に入ってきたわけではなくて、高いレベルで野球を学んで大学でも生かそうと思って選びました。いろいろな選手を見てきた中で、やはり即戦力で活躍するのは大学、社会人の方々。そして人生において大学で学んでみたいという思いがありました」と進路に関する思いを明かしていた。
記憶に残る主将として
1年夏にベンチ入りすると、2年春からキャプテンシーを発揮し主将に就任。昨秋の明治神宮大会優勝、今春の選抜優勝、そして今夏の甲子園では8強入りに導いた。また、U18高校日本代表でも主将を務め、準優勝に貢献した。広角に鋭い打球を放つ左の好打者で、勝負強さにも定評があり、今年の高校球界を代表する選手だった。
昨秋の明治神宮大会優勝、今春の選抜優勝、そして今夏の甲子園では8強入りした令和の横浜黄金世代のキーマン。投打に渡って活躍を見せたエース左腕・奥村頼人(3年)は10月23日のドラフトでロッテから3位指名を受け、プロ入りの夢を果たした。
村田浩明監督は「ドラフトで選ばれることと同じくらいに喜ばしいことです。自分で選んだ道で新たな歴史をつくってほしい。次の世界につながるような4年間にしてほしい」と期待を込めた。
プロのスカウトが注目する中、大学進学からのプロ入りという夢を口にしていた阿部葉太。大学野球での活躍に注目が集まる。
選手情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 阿部葉太(あべ ようた) |
| 学年・年齢 | 3年生・18歳(2007年8月6日生まれ) |
| ポジション | 外野手 |
| 投打 | 右投左打 |
| 身長・体重 | 179cm・85kg |
| 出身校 | 横浜高校 |
| 出身地 | 愛知県 |
| 身体能力 | 50メートル走5秒9、遠投100メートル |
| 主な実績 | 高校通算6本塁打 1年夏からベンチ入り 2年春から主将就任 昨秋の明治神宮大会優勝 今春の選抜優勝 今夏の甲子園8強 春・夏甲子園9試合で打率・421 U18高校日本代表主将・準優勝 好きな言葉は「愛・感謝・謙虚」 小2から田原東部スポーツ少年団で野球開始 東部中は愛知豊橋ボーイズで3年夏に全国8強 |
横浜野球部として初の早大進学という新たな歴史を刻んだ阿部葉太。東京六大学の舞台で、どのような成長を見せるか期待が高まる。
参考記事
- スポーツニッポン 2025年11月2日 - 阿部葉太 横浜高校野球部初の早大合格!ドラ1級の実力も東京六大学へ 村田監督「新たな歴史を」
- 日刊スポーツ 2025年11月1日 - 【高校野球】横浜・阿部葉太が早大スポーツ科学部スポーツ科学科合格「名が刻めるような打者に」